対する中野の印象については「悪くないんじゃないですかね。彼はアマチュアで、ここはプロの試合ですけど、最近はアマチュアが勝つことも全然不思議じゃなくなってきているので、チャンスを狙ってきているんだと思います。やはりプロの世界はそんなに簡単ではないと思いますが、いい経験は積んで欲しいですね。自力では出られなくても、こうして推薦していただいてるので、とにかくいろんなことを吸収していってもらいたいです」と話し、明日からの予選も「彼のタイプ的にガンガン攻めてバーディを取りにくるんじゃないかなと思っています。守るものもないですしね」と、中野の勢いを間近で見ているコーチならではのコメント。
中島自身はどのようなプレーをするのか訊ねると「僕のスタイルはそんなにガツガツいく感じじゃないんですけど。ただここに呼んでもらっている以上やらなきゃいけないなと思うのは、ホールインワンを狙っていくことです。そのために呼ばれてると思っているので(笑)」
実は、中島は2年前の東建ホームメイトカップでホールインワンを達成している。
「いまここでまた(ホールインワンを)出せたら面白いんじゃないかなって思っています。もちろん他の選手も狙う気持ちはあるんでしょうけど、人よりも強い気持ちで狙うっていうのを目標にしています。16番ホールに注目して欲しいですね、人よりも入れる気持ちで打ってます(笑)」
コーチと教え子という関係性ではあるものの、お互いを一選手として認識し、互いの存在が刺激になっている様子が伺えた。
果たして2人が明日からの予選でどのようなプレーを見せるのか、注目しながら応援したい。