バルセロナに所属しているDFロナルド・アラウホが、今夏に移籍する可能性があるようだ。マンチェスター・ユナイテッドとバイエルンが同選手の獲得に動いており、バイエルン側は同選手の獲得に1億ユーロを準備していると伝えられている。英メディア『TEAM TALK』が現地時間26日に報じている。
バルセロナ所属のアラウホは、今季リーグ戦21試合に出場しており、チームの主力CBとして活躍している。しかし、バイエルンとユナイテッドが同選手に強い関心を示しており、特にバイエルンは高額の移籍金を支払ってでも獲得を望んでいると同メディアが伝えた。
同メディアはスペインメディア『Marca』の報道を引用する形で、「アラウホはバルセロナから契約延長のオファーを受けたが応じていない。この報道を受けて、バイエルンはアラウホ獲得に1億ユーロ（約140億円）を支払う用意があると仲介人を通じてバルセロナに伝えた」と報じた。
この金額は、2019年夏にユナイテッドがレスター・シティからハリー・マグワイア
を獲得した際に記録したDFの移籍金最高額を上回っている。そのため、仮に移籍が現実になれば「DFの移籍金史上最高額を記録する可能性がある」と、同メディアは指摘した。
一方でユナイテッドもアラウホ獲得を目指しており、同メディアは「長期ターゲットとなっていたフレンキー・デ・ヨングの両方と契約するために、1億2000万ポンド（約192億円）というセンセーショナルなダブル契約を計画している」と伝えている。
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一方でバルセロナのクラブ会長ジョアン・ラポルタは、アラウホを引き留めたいという意向を表明しており、同選手はクラブの哲学に「非常に溶け込んでいる」と強調していた。
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