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懐かしい遊びで子どもと盛り上がろう!道具なしの遊び、外遊びも

ファンファン福岡

続いては、昔ながらのアイテムを使って室内で行う懐かしい遊びです。なかには、いまでも子どもたちに人気の遊びもあります。

コマ回し

円錐の形をした「胴」に紐を巻き付けて、勢いよく回転させて遊ぶコマ回しは、日本最古の遊びともいわれています。紐の巻き方や手首の使い方がコマの回転を左右するため、うまく回すには練習が必要です。

1人でコマ回しを楽しむだけでなく、コマ同士をぶつけた対戦も人気で、このルールは現代版ベーゴマ「ベイブレード」に受け継がれています。

ヨーヨー

丸い木やプラスチック、金属などを2つ合わせて作った軸に長い紐を巻きつけ、軸を上下させて遊ぶヨーヨーは、中国が起源だと考えられている遊びです。日本では江戸時代中期ごろに長崎に伝来しました。

ヨーヨーをできるだけ長い時間軸を上下させるためには、コツや練習が必要です。1990年代には競技用に改良したハイパーヨーヨーが大流行しました。筆者もよく回るヨーヨーで、さまざまな技の練習をした記憶があります。

おはじき

おはじきは、ガラスでできた薄くて丸い形のおもちゃです。カラフルに色づけされているのが一般的で、遊び道具としてはもちろん、その美しい見た目に心を惹かれる子どもも少なくありませんでした。

おはじき遊びは、並べたおはじきを順番に指で弾き、当てたおはじきの数を競うというもの。優しく弾くので、小さな子どもも安全に遊べます。

お手玉

小豆などを布でくるんだお手玉は、2つ、3つと持って歌に合わせて宙に投げたり、友だちとパスしたりして遊びます。かわいらしい布を使ったり、複数の布を組み合わせたりすれば、自分だけのお手玉が作れます。

なかに入っている小豆やビーズが投げるたびに出す音、お手玉の感触などを耳や手で感じれば、五感を刺激した懐かしい遊びを実感できるでしょう。

福笑い

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目隠しをして、ベースの輪郭に顔のパーツを乗せていく福笑いは、お正月の遊びとしても有名です。目隠しをするので、パーツの位置が不思議な場所になってしまうと、面白い表情の顔、鼻が目より上にある顔など、さまざまな顔ができあがります。

目隠ししている人はもちろん、周りも一緒に笑って盛り上がれる懐かしい遊びです。自分で福笑いに使う輪郭やパーツを作っても楽しいでしょう。

けん玉

十字状の「けん」と、穴のあいた「玉」が糸でつながれた「けん玉」は、玉をけんの皿に乗せたり、けん先刺したりして遊びます。難易度が高いと感じる人もいますが、練習を重ねれば自在に操れるようになり、懐かしい遊びを堪能できるのではないでしょうか。

けん玉といえば、紅白歌合戦で毎年ギネスに挑戦しているのも印象的です。しかし、振り回したり周囲の人に当たったりすると危険なので、遊ぶ年齢や場所には注意しましょう。

かるた

読み札に合った絵札を取って数を競うかるたは、16世紀半ばにポルトガルから伝来した遊びです。代表的なかるたといえば百人一首ですが、子どもが親しみやすいキャラクターを用いたかるたや、食べ物や国旗、都道府県など知育向けのかるたなど、豊富な種類があります。

かるたもお正月の遊びとしての印象が強く、息子たちは保育園や幼稚園のクリスマス会でよくかるたをいただいて来ました。冬休みが終わると園でかるた遊びをするのですが、「1枚1枚記名をお願いします」という指示には、毎年泣かされたものです。

【懐かしい遊び】体を動かす外遊び

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懐かしい遊びは屋内のものだけでなく、外で楽しめるものも多くあります。体を思いっきり動かせる昔ながらの外遊びには、どのようなものがあるのでしょうか。

まるさんかくしかく

地面に○・△・□を書いて、鬼が指定した形のなかに移動する、まるさんかくしかく。鬼ごっこの応用編のような遊びで、形のなかにいる人は捕まえられないので、鬼同士で戦略を練って形を指定するのも重要です。

指定した形に向かうときのみ走ればよいので、通常の鬼ごっこよりも疲れにくく、遠くまで逃げる必要もありません。体力があまりない小さな子どもも楽しめますし、限られたスペースでの遊びにも最適です。

だるまさんがころんだ

だるまさんがころんだは、「だーるまさんがーこーろんだ!」という鬼のかけ声に合わせて、遠くにいる鬼の元へ向かう遊びです。鬼が振り向いたときに動いていると、鬼に捕まります。

「だーるーまーさーんがーーーーーーーころんだ!」など、かけ声のリズムに緩急をつける、振り向いている時間を長くするなどして、いかに多くの人を捕まえるか工夫を凝らした経験がある人も多いのではないでしょうか。

ケイドロ

警察と泥棒にわかれ、警察が泥棒を捕まえて牢屋に入れる「ケイドロ」も、鬼ごっこの派生版だといえます。「ドロケイ」「どろじゅん」など、地域によってさまざまな呼称があるのも特徴です。

捕まって牢屋に入った泥棒は、仲間に助けてもらうと再び逃げ出せます。筆者が小学生の頃は、「毎週1回クラスで昼休みに遊ぼう!」という時間に、ドッジボールに並んで人気の遊びでした。

缶蹴り

缶蹴りは個人的にはあまり馴染みがありませんが、テレビや本などでよく見たことがあるので、昭和時代に流行った遊びなのでしょうか。円のなかに空き缶を置き、鬼以外の人は隠れます。鬼は隠れた人を見つけたら「○○見つけた!」といいながら缶を踏み、見つかった人は缶が置いてある円のなかに入らなければいけません。

全員見つかれば鬼の勝ち、鬼が隠れている人を探すあいだに空き缶を蹴られてしまえば鬼が負けとなります。

ルールを調べているあいだに「ポコペンと似ているな」と感じましたが、やはりポコペンは缶蹴りに似た遊びのようです。ポコペンでは大きな目印を使うので、空き缶を用意する必要がありません。道具がいらないので、いまの子どもたちも遊びやすいのではないでしょうか。

【懐かしい遊び】外でも室内でもできるその他の遊び

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最後に、外でも室内でもできる遊びを紹介します。道具が必要なものもありますが、道具なしで楽しめる懐かしい遊びもあるので、家のなかや公園などさまざまな場所でやってみましょう。

あんたがたどこさ

あんたがたどこさは、「あんたがたどこさ、ひごさ」という歌に合わせて手まりをつく遊びです。リズムに合わせて手まりをつき、歌詞の「さ」の部分で手と球のあいだに足を通します。

最後の「かくせ」のところで球を高く上げてスカートで包むなど、ただ手まりをつくだけでなくテクニックも必要とされます。ボール1つでできますし、激しく投げることがないので屋内でも遊べるのが特徴です。

グリコ

グリコは、階段を使った遊びです。じゃんけんをして勝ったら、出した手に応じたぶんだけ進みます。グーなら「グリコ」で3歩、チョキなら「チヨコレイト(チョコレート)」で6歩、パーなら「パイナツプル(パイナップル)」で6歩です。グーよりもチョキやパーで勝ったほうが多く進めます。

階段のいちばん上や下など、定めたゴールに1番に到着した人が勝ちというシンプルなルールですが、「ピッタリでつかないと戻らなければいけない」「全員がゴールしたら終わり」など、オリジナルのルールを決めて楽しむケースも少なくありません。

おしくらまんじゅう

おしくらまんじゅうは、寒い日におすすめの懐かしい遊びです。円になって外を向き、隣の人と腕を組みます。「おしくらまんじゅう おされてなくな」のかけ声に合わせて、皆で円の真ん中に向かって背中やお尻で押し合いましょう。円から押し出されたり、お尻をついたりしたら負けです。

複数人でくっついて押し合えば、体も心も温まります。ただし、背中合わせで押すので力いっぱい押すと怪我をする可能性があるので注意しましょう。

かごめかごめ

かごめかごめは、童謡に合わせて円になってくるくる回る遊びです。鬼は円のなかでしゃがんで目をつむります。「後ろの正面だあれ」と歌い終わったときに、自分の後ろにいる人を当て、当たったら鬼を交代します。

鬼は視覚を塞がれた状態で、誰が後ろにいるか当てなければいけません。誰の歌声か、どの方向から聞こえるか、聴力を働かせて後ろの人を推理するので、聴く力がアップする効果が期待できます。

竹とんぼ

細い軸に回転する翼のついた竹とんぼも、懐かしい遊びの1つです。手のひらを合わせて軸を挟み、回転をつけて高く飛ばします。

本格的な竹とんぼは室内で飛ばすとやや危険ですが、最近は、牛乳パックとストローで「紙とんぼ」を作ったり、それを室内で飛ばしたりすることもあります。息子の園でも作る機会があり、子どもたちは自分で作った紙とんぼを楽しそうに飛ばしていました。

昭和から平成まで!懐かしい遊びをやってみよう

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屋内や屋外、道具の有無など、さまざまな観点から懐かしい遊びを紹介しました。昭和時代に子どもたちのあいだで流行った遊び、平成になってから親しまれるようになった遊びなどさまざまですが、いまも変わらず子どもたちが楽しんでいる遊びもあります。

祖父母と子ども、親子などで懐かしい遊びを体験すれば、昔の懐かしい話をしたり聞いたりすることもできるかもしれません。コミュニケーションの促進にも貢献する懐かしい遊びで、笑顔の休日を過ごしましょう。

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