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西畑大吾・高橋恭平・長尾謙杜、三者三様なバラエティスキル なにわ男子『格付け』出演を機に考える

Real Sound

 なにわ男子最年少の長尾の特徴は、クレバーな立ち回りや分析力だ。弱冠21歳ながらバラエティ番組で見せる落ち着いたトークには安心感があり、その地頭のよさを活かし、ゲームなどで盛り上がりを作るのも長尾ならではの持ち味だ。YouTubeチャンネル『放課後 GAMING LIFE』で配信された「ヒラメキ長尾の本領発揮!?絵画を動かす美麗なパズルゲーム!【ゴロゴア(Gorogoa)】」にソロ出演した際には、柔軟な発想力で着々とパズルを解き進め、頭脳派な一面を大いに発揮していた。

 関西仕込みの笑いへの貪欲さが長尾にもしっかり培われているのが、立ち居振る舞いからうかがえる。3月20日放送の『ホリケンのみんなともだち』(テレビ朝日系)では、開始早々から堀内健直々に新しい一発芸の伝授が。怯むことなく堂々とその場で披露し、さらにその後もさまざまな無茶振りにも難なく対応し番組を盛り上げた。

 グループ内では年上組をいじって笑いを作り、自身もお腹を抱えて笑ってしまうのがなんとも最年少らしい。聡明さと突破力、そして愛らしさを兼ね備えた長尾も、なにわ男子の笑いを確かに支える大切な存在だ。

■それぞれの個性を光らせ作り出す、ハイレベルなバラエティ総合力

 今回紹介した3人だけでなく、「なにわ男子の“なにわ感”担当」を自称し、グループの笑いを先頭で引っ張る藤原に、自己紹介ギャグで空気を明るくさせ、何でも果敢に挑戦する大橋。あざとい雰囲気の裏に秘めた毒舌コメントや、リアクション芸でも頭角を表す大西流星に、純真無垢なあどけなさで天然ボケを繰り出し、その可愛らしさで見る者の心を射止める道枝駿佑。それぞれが異なる個性を発揮して日々さまざまな番組で活躍を見せるなにわ男子の笑いの総合力は、若手グループながら抜きん出るものがある。歌やダンスのパフォーマンス以外にも見どころたっぷりな7人、これからもたくさんの笑顔を作り出してくれるだろう。

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(文=神田佳恵)

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