2025年大阪・関西万博で「アンバサダー」に起用されていた宝塚歌劇団の俳優が、当面の活動を見合わせることになった。11月24日の記者会見で、万博を運営する日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長が明らかにした。
アンバサダーの役目は、各地のイベントなどに出席し、万博をPRすること。歌劇団からは、花組・聖乃あすか、月組・風間柚乃、雪組・縣千、星組・極美慎、宙組・風色日向の5人が選ばれている。いずれも将来を担う若手の男役スターだ。
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「活動停止となった理由は、言うまでもなく、25歳の女性劇団員が急死した問題です。いじめやパワハラ、長時間労働などにより心を蝕まれた末の自死とみられていますが、11月14日に歌劇団が開いた記者会見では、いじめはなかったと主張しています。
しかし、複数の元劇団員らが組織的なパワハラ、いじめの実態などを暴露しており、このまま解決することはあり得ません」(週刊誌記者)