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木村拓哉、出演海外ドラマが高評価で高まる「ハリウッド進出」に水を差す旧事務所との「エージェント契約」

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 2021年6月に出演が発表された際、木村さんは『ゲーム・オブ・スローンズ』を『大好きな作品』と言い『そのチームからのオファーがあった際は、素直にうれしい気持ちでした。どんな役であれ、いただいた役柄を大切に演じたいと思っています』とコメントを寄せていました。制作費も潤沢で、木村さんの本格的な海外進出作品としては、これ以上ない大舞台といえます」(芸能記者)

 

 海外のドラマは今回が初めてだが、木村にはこれまで、海外の映画への出演歴がある。

 

「2004年の『2046』(香港)と2009年の『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』(フランス)の2本に出演しています。2作品とも思ったほどの結果を残せず、木村さんにとってはいい思い出にはなっていないのではないでしょうか。『THE SWARM』は満を持しての海外作品とあって、本人も気合が入っていたと聞きます。そんな作品が、権威ある賞を獲得したとなれば、本人も本格的な海外進出を視野に入れてくるかもしれません」(前出・芸能記者)

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 芸能事務所関係者が話す。

 

「木村さんは、この作品を足がかりに、ハリウッド進出を計画しているとも聞きます。北米では9月12日から地上波・ケーブルテレビ局の『The CW』で放送が開始されました。ヨーロッパ制作のドラマが、米国の地上波で放送されるのは異例のことだそうで、世界中から注目されている作品の証拠でもあります。

 

 しかし木村さんは、旧ジャニーズ事務所とのエージェント契約をいち早く発表しています。故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、国内でも旧ジャニーズ所属のタレントに対し、CMや映像作品への起用が見送られる事態が相次ぎました。世界レベルの仕事であればあるほど、性加害についての問題への対応は、より厳しくチェックされることになるでしょう。海外進出のまたとないチャンスに、事務所が水を差す可能性について、本人も身をもって感じていると思います」

 

「わが道を行く」を通してきたキムタクも、選択を迫られている――。

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