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【アテンド芸人の苦悩】博多華丸・大吉が正月休業店を30分で4軒も開けさせた豪腕/坂下ブーランの地獄耳芸能

アサ芸プラス

 動画投稿サイトで俳優らを脅迫した罪に問われている元参院議員のガーシー被告。暴露系YouTuberになる前は、芸能人を「アテンド」することで有名だった。

 女性や飲食店のお世話をするアテンドという言葉は、ガーシー被告が世の中に定着させたといっても言い過ぎではないだろう。しかしそれ以前にも、アテンダーはたくさんいた。

 芸能界で有名なアテンダーといえば、真っ先に思い浮かぶのが博多華丸・大吉の2人だ。仕事や観光で福岡を訪れる芸人たちが、こぞって郷土料理店、カラオケやキャバクラ、スイーツの有名店などの紹介を求めてくるのだ。

 大吉はある年の正月に、同じ事務所の吉本興業の芸人らだけで、6チームものアテンドをしたことがある。

「『どの店がいい?』って問い合わせが来るの。それを他のチームとニアミスさせないように、時間もずらして、それが大変で。それにみんな芸能人だから個室がないとダメで、『お店をなんとか5時から開けてもらえませんか』と無理をお願いしたり」

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 そんな苦労を振り返るのだった。

 これまたある正月に、ダウンタウン・松本人志と中居正広から突然、連絡を受けたこともある。松本の後輩芸人が事前に予約した店があまり心地良くなく、新たな店を探していたのだ。華丸と大吉は仕事で大分県にいたが「松本さんと中居君が福岡で路頭に迷っている」と奮起し、懇意にしている店主に次々と電話を入れた。正月休業にもかかわらず、なんと30分で4軒の店を開けさせたという。

 華丸・大吉には「おいしいもの食べて、楽しんでもらって、福岡は最高って言ってもらえるように頑張りたい」というポリシーがあるからこそ、大量のアテンドからも逃げないのだが、本人はやはり疲弊しているようだ。だから、不満もある。

「『(福岡で)晩飯に何を食べたらいい?』って相談もされて。でも、それはそちらで決めていただかないと」

 そう語る大吉が続けた。

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