写真:なかしまだいすけ/アフロ
8月4日、大正製薬が、広告代理店・ハットトリック社との訴訟をめぐり、コメントを発表した。三浦知良選手の広告起用をめぐり、猛烈な “お気持ち表明” となったリリースで、大いに話題を呼んでいる。
「同社は『リポビタンD』の広告に、三浦選手を長年起用してきました。しかし、リポビタンDの錠剤タイプの広告に起用しようとしたところ、ハットトリック社側が、錠剤については契約書に規定がないとして、拒否したといいます。
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さらに、ハットトリック社は、サントリーウエルネス社が出している錠剤タイプの健康食品の宣伝に、三浦選手を出演させたとも。これに対し、大正製薬側が訴訟を起こしたのですが、結果は敗訴に終わりました」(週刊誌記者)
リリースはさらに続いており、企業の広告宣伝には高額な契約金がかかっていると指摘。《これは、業界の慣習として、出演者が競合禁止規定に基づき競合する他社製品の広告に出演しないことを当然の前提に、出演者とともに安定的かつ長期的に製品イメージを築き上げることを念頭においてお支払いしているものです》として、こうも語っている。