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【施設運営者インタビューvol.2】銀座ユニーク5丁目店・7丁目店

会議HACK!

Q.01 5丁目店と7丁目店、それぞれの特徴やコンセプトについてお聞かせください。

高野:できた順から申し上げますと、5丁目店が先で、もうすぐ10年目を迎えます。 4人程で落ち着いて会議ができる部屋、100人規模の部屋、また卓球台が備えつけられている部屋など、バラエティ豊かな5つの部屋で構成されています。 スタッフが常駐しておりますので、より安心してお部屋を使っていただけるというのが強みですね。 真面目な話をする会議での利用だけでなく、会議の合間のリフレッシュやレクリエーションのために卓球台のあるお部屋を使っていただいたり、活発に意見を交換したいという時に選んでいただいたり、様々な使い方が可能です。 卓球台だけでなく、テレビモニターやwi-fiの高速回線といった設備も充実していますので、Web会議などオンラインを併用する会議やセミナーにも対応できます。 銀座というとハイブランドや百貨店といった商業施設が立ち並ぶというイメージを思い浮かべる方も多いかと思いますが、街としてはビジネスの中心地として機能しています。その立地から、近隣のオフィスの方がよく当店を利用されています。 繰り返しご利用いただくことも多く、ご利用の7〜8割はリピート利用のお客様です。 リピーターが増えるのは、安心してご利用いただいている証しだと考えておりますので、リピート率は今後も積極的に増やしていきたいと考えています。 7丁目店は、昨年4月に立ち上げた新店舗です。 コロナ禍であえてオープンに踏み切ったのは、「2028年までに銀座で4店舗・30室」という事業目標があったからです。 時期的にコロナの流行も幸いにも少しずつ収束の兆しが見えはじめ、ここでチャレンジすればニーズに応えられるという目算もありました。 7丁目店はスタッフが常駐せず、スマート型の無人店舗として運営しているのが特徴です。 また、5丁目と比べてもリーズナブルな料金設定で運営しています。
増田:わたし自身、年に100回ほど勉強会やセミナーに参加しており、セミナー受講にあたって様々な貸し会議室を利用してきました。 貸し会議室を利用するうちに会場の雰囲気やスタッフの対応力の重要性を感じ、会場利用者がセミナーや会議に集中でき、かつリラックスして過ごせる雰囲気をつくるためにはどのようなサービスがあればいいのかを考えはじめました。そういった体験をベースにして、「銀座ユニーク」で改善のアイデアを実験していこうという思いがありました。そうした改善のアイデアを反映したのが、最初にオープンさせた5丁目店です。 ただ、そこから時代は変わり、喜ばれるおもてなしの形も変わってきました。個人的には、旅館や料亭のようなおもてなしではなく、ホテルライクなちょうど良い距離感を保ったおもてなしが喜ばれるような時代になってきたように感じています。そうした時代の変化の中で、「会議室のおもてなし」を考えた時、無人店舗でも実現できるおもてなしの形はたくさんあると気づきました。 7丁目店には、現代風の新しいおもてなしというコンセプトが反映されています。 高野:無人店舗で、つまり対面でのスタッフサービスなしにどのようにお客様に喜んでいただけるかという点では苦労しました。 5丁目店での経験から、「銀座ユニークといえばコンシェルジュ」という意識が強かったので、まずはスタッフの意識改革が必要でした。それが、新店舗を運営していく上でもっとも大きな問題だったかもしれません。 「ネット接続の方法が分からないお客様がいらっしゃった」、「スマートロックの解除方法が分からず、入室できずに困っている方がいらっしゃった」といったことを細かく共有して、フィードバックをスタッフ同士で行い、内見もこまめに行なって些細なことでもすぐに改善できるように努めてきました。 今後は、アンケートなどを実施してさらに顧客満足度を高めていきたいと検討しています。

Q.02 もとはトランクルームを運営されていたということですが、貸し会議室に事業内容を拡大させた経緯についてお聞かせください。

高野:トランクルームは現在も運営しています。トランクルームは土地活用の一環ですね。 立地や形状によって、収益化に苦労されるオーナーさんは結構多いんです。 その点、トランクルームのコンテナは三角形のような変形の土地でも設置が可能で、おいてしまえば収益化しやすいので、土地活用として魅力があります。 増田:当社のメイン事業はあくまで、収納サービスと言えるでしょう。すなわち町や土地の活性化です。会議室はその活性化の延長線上にあります。コンテナは月極めで毎月貸し、会議室は時間貸し、という貸方は変わりますが、どちらも同じスペースをレンタルする事業ととらえていただいて良いのではないかと思います。私は以前から、人が集まって何かをするという行為が好きなんです。コンテナの運営も、土地オーナーとコンテナを求める利用者さんをつなぐ仕事ではありますが、もっともっと人に近い仕事をやりたいと考えて、貸し会議室という事業にたどり着きました。実際に会議室事業を始めてみたら、お客様の問題により近い場所で寄り添える事業ということが分かって、ますます貸し会議室の魅力に取り憑かれています。 特に、当社はリピーターさんが多いので、お客様とは比較的近く、そして長いお付き合いをさせていただいているのではないでしょうか。

Q.03 会議室を運営している中で感じた、嬉しかったこと、困ったこと、失敗談、ユニークな事例などがあればお聞かせください。

高野:先の「銀座ユニークといえばコンシェルジュ」という言葉と重なる部分もありますが、お客様の不安を事前のお問い合わせや内見などで解消して、感謝のお言葉をいただけるととても嬉しくなります。 お客様にとっても、コンシェルジュに気軽に相談できる会議室というのは、魅力に感じていただいているのではないかと思います。 そうしたお問い合わせの一環で、100人規模の部屋を4つ用意してほしいとリクエストをいただいた時は、少し悩みました。当店は1店舗に1部屋ずつしかその規模の部屋がないからです。 ですが、このような場合、ヒアリングを深めると、単一の部屋ではなく分かれた状態で入室しても問題ないというケースも多いんです。 ほとんどの場合、小さな部屋と併用していただいて快適にご利用いただけることが多く、困ったことがあってもお話をよく伺うことで突破口が見えてきます。 ユニークかどうかは分からないのですが、5丁目店は歌舞伎座に近く、近隣に着付け教室が多いことから、海外のお客様が利用されることも多いです。 着物を着た全身が映る壁一面鏡張りのお部屋は、利用頻度が高いですね。今後は、インバウンド需要でさらに増えてくるかもしれません。 7丁目店は汐留が近いので、制作会社の簡易的な控え室としてや、オーディション会場として利用していただく機会も多いです。

Q.04 会議室を利用したハイブリッド開催は、一体感の醸成や双方向のコミュニケーションが取りづらいことが課題だと言われています。リアルイベントに負けない体験をつくるための工夫があればお聞かせください。

高野:部屋にいる方と視聴されている方の感じる温度感が異なってしまうのは、ハイブリッド開催の難しい点だと思います。 当店では、テレビモニターの利用をご提案して、オンラインでの参加者のお顔が会場でも見られるようにするなど、資料をスクリーンに映すだけの一方的な時間にならないよう、工夫やご提案を積極的に発信しています。 ハイブリッド開催は、コロナ前から配信の専門業者さんに入ってもらって本格的な設備を使ったイベントを行う事例もありましたので、これからコロナ5類変更でリアルイベントが多くなっても配信の需要はあるのかなと思います。人数制限がなくなって、大きな部屋の需要も増えてきましたしね。

Q.05 会場として今取り組んでいること・挑戦していることを教えてください。

高野:一日中いても居心地の良い空間を作りたいですね。部屋で会議や仕事をして、キッチンカーや小さなレストランで食事をするとか、お客様がポジティブな気持ちで利用できる会議室にできたら最高です。 銀座で最も愛される会議室にしたいなと思っています。 増田:「ちょうど良いおもてなし」を提供したいですね。 ちょうど良い便利さ、利用する時にちょうど良い心地良さを提供できる会議室にしていきたいと思っています。 具体的なことで言えば、予約を便利にしたいです。会議室の予約って少しハードルが高いので、飛行機やホテルのように簡単に予約して使えるような存在にしていきたいです。

■銀座ユニーク貸会議室 5丁目店 施設基本情報 企業名:銀座ユニーク株式会社 住  所:東京都中央区銀座5丁目14-6 橋ビルⅡ2階 最寄り駅:〇東銀座駅 4番出口・6番出口より徒歩1分 〇銀座駅 A5出口より徒歩5分 電話番号:0120-75-1185 定休日:お問い合わせください 受付対応時間:電話受付は、10:00~17:00 お問い合わせ:施設利用に関するお問い合わせフォームはこちら

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■銀座ユニーク貸会議室 7丁目店 施設基本情報 企業名:銀座ユニーク株式会社 住  所:東京都中央区銀座7-13-15 銀座菊地ビル 最寄り駅:〇銀座駅 A3出口 徒歩5分 〇新橋駅 4番出口 徒歩7分 〇東銀座駅 A1出口 徒歩5分 〇築地市場駅 徒歩6分 電話番号:0120-75-1185 定休日:お問い合わせください 受付対応時間:電話受付は、10:00~17:00 お問い合わせ:施設利用に関するお問い合わせフォームはこちら

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