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相葉雅紀、平野紫耀が出演してきた「ムヒ」CMキャラが交代 広告業界にちらつく「ジャニーズ離れ」の影

SmartFLASH

「日刊ゲンダイDIGITAL」によれば、5月22日をもってキンプリを脱退し、ジャニーズ事務所を退所した平野に代わり、当初はSnow Manの目黒蓮や、なにわ男子の道枝駿佑が事務所サイドから候補にあがっていたという。

 

 池田模範堂の決断は、広告業界の“ジャニーズ離れ”の始まりなのか。複数の製薬会社で顧問を務める、ある医師は、「とくに製薬業界では、池田模範堂に続く社が出てもおかしくない」と語る。

 

「現在、ジャニーズタレントをCMに起用している製薬会社は相当数に上っています。たしかな効果、信頼性をうたう医薬品のCMで、ある程度の遊び心を加えられるのが、ジャニーズタレントの強みです。アレルギー専用鼻炎薬の『アレグラ』(久光製薬)のCMでは、嵐の大野智さんが宇宙人役で長く、出ていました。スイッチOTC(もともとは医師の処方箋が必要だった医薬品)成分配合の薬なのに、ふざけすぎじゃないか、と医師の間でも話題になっていましたよ(笑)。

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 しかし、タレントによるイメージ悪化をもっとも恐れるのも、医療品や製薬分野です。いま『アレグラ』はHey! Say! JUMPの知念侑李さん、元キンプリの神宮寺勇太さんが、吉高由里子さんと一緒に出ていますが、5月23日に神宮寺さんが事務所を退所しており、池田模範堂と構図が似ています。吉高さんひとりになる可能性もあるのではないかと、今後の対応を注目しています」

 

 一方、大手広告代理店・セールスプロモーション部門の元幹部は、広告へのジャニーズタレント起用の難しさを語る。

 

「広告クリエイターのなかには、SNSで『ジャニーズタレントの契約更新は難しい』など、内部事情をリークし始めている人も出ています。しかし、今回の件で厄介なのは、クライアントも代理店も、またユーザーも、タレントに責任を問えない点です。事務所には説明責任はありますが、タレントの仕事を奪うような結果になっていいのか、慎重な判断が求められています」

 

 ジャニーズタレントたちにとっても、自らが出演するCMのイメージ悪化は、けっして望んでいないはず。そのためにも、事務所の丁寧な対応が待たれる。

 

(取材&文/鈴木隆祐)

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