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角田裕毅、スペインGPでのアップデートに大きな期待感! 専門メディアは「昨季の10位入賞が最低限の目標」と指摘

THE DIGEST

 今週末、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで開催されるF1第7戦に向けて、アルファタウリの角田裕毅が意気込みなどを語っている。

 15位に終わったモナコGPでは、予選でQ3進出を果たして9番グリッドを手に入れ、決勝でも終盤に雨でブレーキの不具合を起こすまではポイント圏内の順位をキープするなど、申し分のないパフォーマンスを発揮し、過去5戦同様に各国メディアからは高い評価を下されることとなった。

【動画】熾烈なタイムトライアルとなったモナコGP予選 昨季、スペインGPでは予選13番手から決勝では順位を上げて10位入賞。ポイントを獲得した数少ない(4)レースのうちのひとつであり、2年連続で好結果を残せるかどうかが注目されるが、角田はチームの公式サイトを通して、まずモナコでの週末を振り返ってから、バルセロナでのレースへの抱負も語っている。

「日曜日のレースで雨が降り出した瞬間までは、モナコでのドライビングを本当に楽しんでいました。フリー走行ではチームとして良い仕事ができたし、予選ではこのコースで初めてQ3に進出できました。レースも順調に進み、ピットストップのタイミングも良かったですが、ブレーキの問題によってトップ10に留まることが難しくなりました」

「昨季、10位フィニッシュでポイントを獲得したバルセロナで、再び調子を上げたいと思っています。モナコではアップデートに関連するデータをたくさん得られましたが、スペインのコースでは、アップデートがどのように機能するか、それらによって定期的にポイント圏内に入れるかどうか、より明確なイメージが確実に得られると思います」

 また、コースについては、「2019年のF3で初めてここでレースをし、翌年にF2の(フィーチャーレースとスプリントレースの)両方のレースで4位になりました。(今週末に向けては)シミュレーターで新しいレイアウトのコースを運転しました」と語り、さらに以下のようにより具体的に言及した。

「過去のレイアウトを憶えているドライバーは、(フェルナンド・)アロンソだけでしょうね!(ルイス・ハミルトンがF1デビューした2007年に設けられた)最終シケインがなくなりましたが、これは例年よりもはるかに速いラップになることを意味します。それによってオーバーテイクが楽になるのか、チャンスが増えるのかは分かりませんが、確認してみたいと思います」

「また、ラップの終わりに高速コーナーが2つあり、これがタイヤのデグラデーションに影響を与える可能性があります。実際、ここでは常にそれは高くなります。そのため、たとえ今季はタイヤのデグラデーションが少なかったとしても、別のアプローチが必要になります。以前は予選において、ラップを終えるまでタイヤがもたないこともありましたが、最後のコーナーが新しく高速化されたことで、トラクションの必要性が減りました。どうなるか確認したいと思います」
 「(今週は)モナコからスペインへ直行し、もっとフィジカルトレーニングを取り入れようとしていますが、レースが連続で続く中では難しいかもしれません」とも明かした角田。そんな23歳について、イタリアの自動車専門サイト『formulapassion.it』は「角田が昨季のスペインGP、バルセロナのコースで10位フィニッシュと好成績を挙げた。この結果は、日本人ドライバーにとって、それが今季の最低限の目標であることを示している。モナコでの“運命のいたずら”の後では、なおさらである」と報じている。
  自身のSNSでも「ありがとうモナコ、本当に楽しい週末であり、ストリートでの時間を楽しみました! 雨の中ではトリッキーなスティントになりましたが、今週末に立ち直れることを楽しみにしています」と投稿した角田だが、その言葉通りにバルセロナでは納得のいく結果を残せるかが興味深い。

構成●THE DIGEST編集部
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