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北乃きい、森崎ウィン、小泉孝太郎が共演。メガネ作りに挑んだ人々を描く「おしょりん」

キネマ旬報WEB

 

〈キャストと監督のコメント〉

北乃きい
台本を頂いた時、福井を代表する眼鏡産業の礎となった兄弟の物語でその中で夫を支える増永むめさんという強く凛とした素敵な雪国の女性を演じさせて頂けると知りとても嬉しかったですし、素敵なセリフやシーンがたくさんあったので、早くこのセリフを言いたくてたまらないといった気持ちで福井に入りました。
オール福井ロケで福井の空気や人を感じながらの撮影はむめさんを演じるにあたってとても必要なものでした。
この作品に込められているメッセージとして、たゆまない努力、ものづくりに対して誠実に向き合う姿勢、チームワークの大切さ、無償の愛、福井の女性の強さをむめを生きながら見た景色とともに感じました。
福井といえば『おしょりん』と思っていただける映画になったと思います!!

森崎ウィン
日本が誇る眼鏡の技術が世界へ羽ばたく、その背景を描いているこの作品に参加できたこと非常に嬉しく思います。
それと同時に、先人達の偉大さを知ることが出来て僕自身、人間として新たにひとつ成長出来た思いでいます。
増永幸八という人物に出会って、無理難題に立ち向かう勇気だったり、思いを強く持つことの大事さ、家族愛、自分の夢に向かっていく姿は森崎ウィンとしても刺激になりました。

小泉孝太郎
福井の眼鏡産業の礎を築いた増永五左衛門を演じました小泉孝太郎です。
印象に残っている事は福井市のおさごえ民家園でのロケ時に、五左衛門のひ孫に当たる増永宗大郎・増永眼鏡社長より眼鏡をいただき、時代を越えた子孫からのプレゼントに不思議な気持ちになりました。
ロケ全体で福井県の皆様に大変よくしていただきました。
作品を通して恩返しになったら良いなと思ってます。

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児玉宜久監督
“おしょりん”この知らない言葉に、まず私は興味を持ちました。
この作品は「ものづくり王国日本」の魂を描いたものです。
登場人物たちは皆、実直で、他人を思いやり、不屈の心を持っています。
どれも簡単なことではありません。
そこには自己犠牲があり、皆でより良い生活を目指すという、尊い生き方があります。
そんな彼らの原動力はたった一つの「夢」でした。
そこへ向かう道無き道こそが“おしょりん”のもう一つの意味なのです。

 

 

Story
時は明治37年、福井県足羽郡麻生津村(現・福井市麻生津)の庄屋の長男・増永五左衛門(小泉孝太郎)と結婚したむめ(北乃きい)は、育児と家事で忙しい日々を送っていた。
ある日、五左衛門の弟の幸八(森崎ウィン)が勤め先の大阪から帰郷し、村をあげてメガネ作りに取り組まないかと持ち掛ける。今はほとんど知られていないメガネだが、活字文化の普及で必ずや必需品になるというのだ。成功すれば、冬は収穫のない農家の人々の暮らしを助けられる。
初めは反対していた五左衛門だが、視力の弱い子がメガネをかけて大喜びする姿を見て挑戦を決め、村の人々を集めて工場を開く。ところが苦労の末に仕上げたメガネは「売り物にならない」と卸問屋に突き返され、資金難から銀行の融資を受けるも厳しく返済を迫られ、兄弟は幾度となく挫折する。
そんな2人を信じ、支え続けたのが、決して夢を諦めない強い心を持つむめだった。彼女に励まされた兄弟と職人たちは、“最後の賭け”に打って出る──。

 

「おしょりん」

出演:北乃きい、森崎ウィン、駿河太郎、高橋愛、秋田汐梨、磯野貴理子、津田寛治、榎木孝明、東てる美、佐野史郎、かたせ梨乃、小泉孝太郎
監督:児玉宜久 原作:藤岡陽子「おしょりん」(ポプラ社)
脚本:関えり香、児玉宜久
エンディング曲:MORISAKI WIN「Dear」(日本コロムビア)
製作総指揮:新道忠志 プロデューサー:河合広栄
ラインプロデューサー:川口浩史 撮影:岸本正人 照明:桑原伸也 録音:林昭一 整音:瀬川徹夫 記録:目黒亜希子 編集:村上雅樹 美術:黒瀧きみえ 装飾:鈴村高正 衣装:田中洋子 ヘアメイク:西村佳苗子 助監督:宮崎剛 制作担当:相良晶
制作プロダクション:広栄、トロッコフィルム 配給:KADOKAWA 製作:「おしょりん」制作委員会
©「おしょりん」制作委員会
https://movies.kadokawa.co.jp/oshorin
公式Twitter @oshorin_movie

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