top_line

あなたの語彙力が試される!
無料ゲーム「ワードパズル」で遊ぼう

26歳で社会人となった元AKB48・島田晴香、就活生に共感 「Z世代AI就活相談会」で募られたリアルな悩みとは

Real Sound

 ランキングを見た島田氏は「私は就活したことないので、こういう悩みがあるんだと思いました。でも『社会人になるのが不安』というのはみんな一緒だと思います。自分は26歳で社会人になったので、なおさらプレッシャーがありました」と、アイドルから社会に出たときの悩みを話していました。

・「Simeji AI」に就活の悩みを相談してみた

 続いて行われたのが「Simeji AI」を使って、就活の悩みを打ち込んでみるというコーナー。指名された大学生が代表して、自分のスマホを使って悩みを打ち込んでいた。

質問1:「自分の強みがわからない」

 最初の悩みは「自分の強みがわからない」というもの。悩みに対して「Simeji AI」から長文の回答が寄せられる。それを見た島田氏は「すごく的確な内容」と感動の声を上げる。

広告の後にも続きます

 「志望動機や将来のビジョンがわかってるからこそアピールが出来ます。書かれていることに完全同意です。『Simeji AI』すごいですよ!」(島田氏)

質問2:「エントリーシートがうまくかけないけど、どうしたらいい?」

 次の学生が入力した「エントリーシートがうまくかけないけど、どうしたらいい?」という問いに対しては、テンション高めなまるで友人から受け取ったような絵文字も入った回答に。この回答を見た島田氏は「確かに、第三者から見える自分を教えてもらうことは大事」と話す。

 「エントリーシートを初めて見た人から、どう見えるのかを友だちや第三者から意見をもらえば、見えてなかった自分がみえてくるかも」(島田氏)

 また、回答を見た大学生からは「まだ〆切まで時間があるので、自分がアピール出来ることリストアップして何度も書き直して、より良いシートを作れるように頑張りたい」と話していた。

質問3:「自分の強み、やりたい仕事がわからない」

 こちらのお悩みに対して、島田氏は「先輩にきいてみては」と提案。

 「AKB48ではメンバーの体調の変化に気づくのが早かったりと、誰かしらのお世話をよくしていました。その中で人に何かすることが好きだと気づいたのです。出来れば好きなスポーツで何かお仕事が出来ないかと周りに相談する中で、スポーツマネジメント向いているのではというアドバイスをいただき、辞める決断につながりました」と、周囲に相談することで決断につながったというエピソードも披露した。

質問4:「自分に合う仕事がわからないです。どうしたらいいですか」

 こちらの質問に対しては、好きなことを仕事にしたいかどうかが話題に。ある学生が「仕事と趣味は別々にしたい」と話すと、島田氏は「中身を知りすぎてきらいになることもあるかも」と返す。

 最終的に学生からは「今はまだ何にもイメージが沸いてないので、『Simeji AI』さんにきいてみようと思います」とまとめていた。

質問5:「面接に自信がない」

 島田氏は自身が16歳の時に受けたAKB48オーディションについて「がちがちに緊張して大変でした。何も準備してなかったのですが、体育会系のノリでいったら、それがよかったみたいです」と、裏話を披露。「一言一句決めた文章を言おうとするより、単語だけきめておいて話すといい」とアドバイスする。

 学生から「答えや質問が浮かばなかったとき、素直に『浮かばない』と答えてしまいそう」という声があがると、島田氏は「浮かばないけど、私なりにこう思うといったように、自分なりのプラスをつけることが大事では」と話していた。

・「カレーの具に例えるとしたらどの具材を選ぶ」島田の質問の意図とは?

 次に行われたのは、島田氏と学生との模擬面接。指名された大学生が、島田氏からの質問に答えた。最初に答えた学生は、これまで模擬面接など一度も経験していないとのことで、今回が初体験。

 島田氏の質問は「ご自身をカレーの具に例えるとしたらどの具材を選ぶ」という、就職や動機とは関係ないもの。意外な質問に戸惑いながらも学生は「じゃがいも。どのカレーにでも合うからです」と答えた。

 この質問意図について島田氏は「これはAKB48のメンバーにも良くする質問なんです。例えば、ビーフなら仕事の中でもメインになるようなところでやっていきたい。じゃがいもなら、人と歩幅あわせられる人なのだろうなと想像します」と説明した。

 2人目の模擬面接は、人見知りで面接でのPRの仕方がわからないと悩む学生。島田氏の質問は「人生で一番モチベーション上がった瞬間はいつ?」というもの。学生からは「大学受験に合格したり、模試がよかったり。目標達成して家族に喜ばれたとき」という回答をした。島田氏は「落ち着いた雰囲気なので、どんなときにテンションが上がるのか知りたいと思った」と質問意図を解説しながらも、「独特な雰囲気を持っているので、それを生かしてほしい」とアドバイスをした。

・「Simeji AI」が悩みを突破するきっかけに

 今回「Simeji AI」を使いつつ、大学生と就活お悩み相談を行った島田氏は、「AIが気軽に使える存在になってきている。困りごとを相談したいときに使ってみて欲しい。自分も活用していきたい」と話した。

 また大学生に対しては「私の好きな言葉は『人生一度きり』。だからこそ、キャリアで素敵な自分に近づけられるように、人生の通過点として楽しんで、後悔のない人生にしてほしい」と話していた。

 少人数ならではのアットホームな雰囲気の中、イベントは終了。AIが持つ、悩み相談へのポテンシャルを感じるイベントとなった。

(文・取材=ミノシマタカコ)

  • 1
  • 2
 
   

ランキング(エンタメ)

ジャンル