岡田さんは「なんと私、鼻中隔湾曲症という鼻が曲がっちゃって、鼻炎がひどくなっちゃう病気と診断されまして。長年、鼻詰まりだったり、鼻炎にとにかく悩まされてきたということで、今回手術を受けることにしました」と手術を受けることになった経緯を説明していました。
あまり耳にしたことのない鼻中隔湾曲症ですが、意外と症状に悩まされている方も少なくないのかもしれませんね。
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鼻中隔湾曲症の症状とはどのようなものなのか
鼻の穴を左右に隔てている壁を「鼻中隔」といいます。
この鼻中隔が強く曲がっているせいで、鼻詰まりやいびき、嗅覚障害といった症状が慢性的に現れる病気が「鼻中隔湾曲症」です。
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では、鼻中隔湾曲症を改善するには、どのような治療が必要になるのでしょうか。
鼻中隔湾曲症はアレルギー反応や細菌感染ではなく、物理的な原因を持つ病気なので手術が必要となります。
その方法は二つあり、1つ目は鼻中隔湾曲症矯正手術といって基本となる手術です。
鼻中隔の湾曲した部分から骨を切除することで、鼻の通りをスムーズにします。
2つ目は、粘膜下下鼻甲介骨切除術です。
アレルギー性鼻炎のような症状を併発している患者さんに矯正手術と同時に行うことがあるもので、鼻の内部にある下鼻甲介と呼ばれる突起が鼻詰まりを助長している場合、その骨を切除する方法です。
実は、鼻中隔の湾曲自体はそれほど珍しいことではなく、大なり小なりほとんどの人に見られます。
従って、鼻中隔が曲がっていても症状がなければ、鼻中隔湾曲症と診断されることはありません。
しかし、風邪やアレルギー性鼻炎ではないにも関わらず、しつこい鼻詰まりに悩まされている方は鼻中隔湾曲症の可能性もあるので、一度受診してみてはいかがでしょうか。
(文：Quick Timez編集部)
