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天津・向の動画チャンネル『ムカイワークス』が3周年! 「声優さんと芸人が絡むと面白くなる」

FANY Magazine

それまでは企画だけ出したり、キャスティングだけしたりということはあったんです。でも、それをぜんぶ合体させたのが、この『ムカイワークス』。「これまでのいろんなことを組み合わせたらこうなる」っていう形です。
だから、自分自身の「集大成」に近い。やってきたことをぜんぶ集めて、自分もいろいろな役割でかかわっている。いろいろな方に助けていただきながら進んでいる。本当は、これが死ぬまで続いたら最高だろうなと思います。

出典: FANY マガジン

――『ムカイワークス』のココがスゴイというところは?

ほかの番組では絶対にできないことをやっていると思うんです。質問事項すらないし、5分後に何を聞いているかわからない。これは僕が演者、プロデューサー、作家と、ぜんぶやるからこそ成立していることです。

さっきお話した『1時間空きました』っていう企画は、ゲストで来てくださった声優さんが驚くくらいに、台本も何もありません。まさに、雑談力が試される企画なんです。何を喋るかわからないっていうのを売りにしているので、ひとつも予定調和がない。それが大きな特徴だと思います。けっこうそれでゲストの方も驚かれるし、ドキドキされていたりもする。

――声優さんの意外な表情やエピソードが引き出せそうですね。

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そうなんです。ゲストに来ていただいた方に、どこかで「え、もう終わりですか?」と思わせないといけない。つまり、僕がしゃべらないと成立しない企画なので、そこは楽しいし、鍛えられていると思っています。ワーっとしゃべりながら、「ここ、広げられるな」とか、「ここはポンポンと行こう」とか、そんなことを3年もやってきたので、考えながら喋ることができるようになりました。
じつは、むかしの動画を見ると、明らかに「次は何を喋ろう」と考えている表情も映っているんですよ(笑)。そんなときは、声優さんが喋ってくれている内容も上の空で聞いてしまっている部分もあったり。でも、いまはもう、真摯にマジの雑談として、ものすごく自然に話ができるようになりました(笑)。たとえば、「おにぎりの具、何が好きですか?」っていう話だけでもいいのかなと。

出典: FANY マガジン

――軸は芸人でありつつ、根本にある「アニメが好きだ」という熱意を『ムカイワークス』のように自分で形にして、それを仕事にしていく力がすごいですね。

いちばん最初は、相方(木村卓寛)がエロ詩吟で売れて、「じゃあ、俺は何すんねん」というのはありました。でも転機としては、(レイザーラモン)RGさんの存在が大きかった。RGさんには自分のやりたいことがあって、それを一緒にやってくれる仲間がいます。そしてそれと同時に、RGさんは、お笑いのまっすぐな部分を突き進んでいる方でもあります。そういうふうになりたいな、という思いがあったんです。
RGさんとは大阪時代、個人ビデオ屋みたいなところで僕がバイトをしていたとき、RGさんが雇われ店長だったという時期があったりして、すごく近しい間柄だったんです。

ベストはライフワーク的に続けていくこと

――3周年を迎えて、いまの心境はどうですか?

コロナも5類になって、チャンネルを始めたときからは、いろいろ変わってきました。同様に『ムカイワークス』も、今後は「どう変えていくか」というターンに入っているんじゃないかなと感じています。ベストは、これをライフワーク的に続けていくことなんですが、それがどこまでできるのか。ムカイワークスを持続可能にするために、流れをよくする必要はあるし、そのために何かを変えるべきなのか、いま考えています。

出典: FANY マガジン

――今後、こんなことをやってみたいということはありますか?

いま配信で見てもらうだけでなく、吉本の強みを生かして、リアル劇場でもイベント(『山崎はるかのネタがやりたいin有楽町』)をやらせてもらっているので、それがうまくリンクするような企画をやっていきたいですね。リアルのお客さんも、配信を見る人もどんどん増えるものが、新たにつくれたらいいなと思ってます。そして、もっとオリジナリティを出していって、「これはムカイワークスでしかできないよね」みたいなものをつくっていければいいなと思います。

――「声優×芸人」のイベントは双方に刺激になりそうですよね。

そうなんです。「ムカイワークス」で何をしたいのって言われたら、「声優さんと芸人が絡むと面白くなるよね」っていうことを伝えたいんですよね。だから、今後は自分が演者として出ないで、芸人×声優さんという番組をつくるというのもアリかなと思います。アニメ好きな芸人も多いし、その接点をうまくつないでいきたいですね。

出典: FANY マガジン

吉本では、僕に来た仕事をほかに振れないんです。それはものすごい機会損失ですよね。アニメの知識があって、同じようなことをやれるとしたらR藤本か(こりゃめでてーな・伊藤)こう大なんですけど、あのふたりはMCをやろうと思うタイプではないのでね(笑)。

――では、最後にメッセージをお願いします!

いつもありがとうございます。3周年を迎えて、とにかく感謝しかないです。まだまだ仕掛けていきたいという気持ちはずっとあって、それをよりいい形でみなさんに届けられるようにやっていきたいなと思っています!

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