アルカラスとナダル（2022年マドリッドOP）
画像提供:ゲッティイメージズ
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２０歳のアルカラスは昨年の全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）でグランドスラム初優勝を果たし最年少で世界１位の座に就くと、今シーズンは、BNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）とムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、ドクレー、ATP1000）で優勝するなどすでにタイトルを４つ獲得しており、今大会には第１シードとして臨む。
アルカラスが四大大会に第１シードとして出場するのは今回が初となる。このことについて「クレイジーだ」と語った。
「僕にとってはグランドスラムで自分が第１シードになるなんて、まだクレイジーなことだよ」
「でも、僕にとっては同時に素晴らしいことでもあるんだ。僕はこの場所に立つために努力してきた。ここローラン・ギャロスで第１シードになれたことは、本当にうれしいよ」
また、全仏オープンで１４回の優勝を誇るナダルが今大会は欠場。今月１８日にラファエル・ナダル・アカデミーで開かれた会見で、ナダルは全仏オープンの欠場と長期の休養に入ること、そして２０２４年シーズンで現役引退の意向を示した。
２０２４年にパリでオリンピックが開催されることを踏まえ、記者から、ナダルにとって最後になる可能性の高いオリンピックでナダルとダブルスを組む可能性について問われると、アルカラスは「夢のようなこと」と答えた。
「僕にとってオリンピックで彼とダブルスを組むのは夢のようなことだ」
「もちろん、彼が今年どのような状態で、どのように過ごすかを見なければいけないね。彼が良くなることを願っている。でも僕にとっては、彼とのダブルスは夢だと言えるね」
２８日に開幕する本戦で、アルカラスは予選勝者で世界ランク１５９位のＦ・コボッリ（イタリア）と対戦する。
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