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ビートボクサーMB14が本領発揮。「テノール! 人生はハーモニー」オペラレッスン公開

キネマ旬報WEB

 

一流オペラ教師とその日暮らしのラッパーが織り成すヒューマンドラマ「テノール! 人生はハーモニー」が、6月9日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開。ユニークなオペラレッスン場面の映像が到着した。

 

 

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初演技ながら主人公アントワーヌを演じたMB14は、オーディション番組〈THE VOICE〉で準優勝したビートボクサーだ。オペラ教師マリー(ミシェル・ラロック)のレッスンで、アントワーヌはヴィクトル・ユゴーの詩集をラップ風に読み上げてノリノリに。さらにマリーのパートでヒューマンビートボックスを披露する。

クロード・ジディ・ジュニア監督は「この映画を準備していた2016年、誰もが〈THE VOICE〉に釘付けになっていた。MB14がクーリオの『Gangsta’s Paradise』のループ演奏を披露したとき、プロデューサーのラファエル・ベノリエルと僕は“うわぁ、これはヤバい!”とメールし合ったんだ。MB14の才能とカリスマ性は一目瞭然だった」と振り返り、「彼は最初から僕らが求めるすべての条件を満たしていたけど、心配要素もあった。でも初めて話した時、MB14は歌手になるずっと前から演技することを夢見ていたと知った。撮影時も演技への理解力が常に正確だから、僕は監督として彼の演技の精度と彼がもたらす新鮮さの両方を捉えようと努めたんだ」と称えている。

なおMB14は現在、スーザン・ボイルなどを輩出し、とにかく明るい安村の出場でも話題となったイギリスのオーディション番組〈Britain’s Got Talent2023〉に出場中。予選ではループステーションを使ったパフォーマンスで最高の栄誉というべきゴールデンブザーを獲得し、審査員のサイモン・コーウェルらに絶賛された。順調に準々決勝に駒を進めており、今後の結果が注目される。

 

 

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