だがしかし、現場から聞こえてくるのは歓迎の声よりも「いったい、どこを補強しているのか」と疑問視する声が圧倒的だという。
「5月21日の時点でチームの借金は立浪政権ではワーストタイの14まで膨れて、一歩間違えればシーズン途中休養も検討される危険水域にあった。足りていないのは明らかに攻撃力で、新助っ人獲得にようやくテコ入れが始まったかと思いきや投手ですからね(笑)。関係者の間でも『パナマの助っ人といえばズレータ(元ソフトバンク)、セギノール(元日本ハム、オリックス)など強打者じゃないのか!』と首をかしげる者が続出しています」
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プロでの指導経験が豊富な球界OBからは「ピッチャーはいくらいてもいいが、まず中日がやらなければいけないのは貧打のテコ入れとホームランテラスの設置。資金力が乏しいのなら、中部地方の財界関係者の協力を得て新たなオーナー企業を探すところまで来ている」と辛辣な意見も飛び出す。
立浪ドラゴンズは果たしてどうなってしまうのだろうか。