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実は”LIVゴルファー”のほうが強い!? 旗揚げから約1年の「LIVゴルフ」。その影響を改めて考えた

みんなのゴルフダイジェスト

昨年6月、ロンドンの大会で幕を開けた「LIVゴルフ招待シリーズ」。その旗揚げからもうすぐ1年。大方の予想を覆し拡大するLIVゴルフ、その影響を考えてみた。

LIVによってPGAツアーの”改革”が進んだ

昨年、グレッグ・ノーマンが意気揚々と“新たなゴルフリーグ”の立ち上げを発表し、そこにはメジャータイトルを有するビッグネームたちが参加すると公表したとき、多くの人たちは半信半疑だったはずだ。

P・ミケルソンの参加は予想されていたが、ふたを開けてみればD・ジョンソンやS・ガルシアの名前があり、さらにB・ケプカやP・リード、B・デシャンボーが加わり、現役の全英オープンチャンピオンのC・スミスまで参加することになることを予想できた人は多くないだろう。

PGAツアーは“移籍”した選手のメンバー資格を停止し、LIVへの対抗姿勢を明確にすると、賞金の増額や選手の待遇改善、日程の変更など、続々とLIVへの対抗策を発表し、選手の流出阻止に躍起になっている。図らずも、LIVの旗揚げによってPGAツアーの改革が進んでいるのだ。

LIV側はPGAツアーが選手たちを拘束するのは独禁法違反に当たる可能性を指摘、実際に米司法省が捜査を開始したと米国の複数のメディアが報道した。

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そんななか、昨年は8大会だったLIVゴルフ招待シリーズは、「LIVゴルフリーグ」と名称を改め、今年は14大会に規模を拡大している。

しかし、LIV側にも不安要素がある。世界ランク加算問題だ。現状、LIV側は世界ランクの対象となるように申請は出しているが承認はされていない。審議には1~2年かかるとされており、さらに審議する運営委員会8人のメンバーには敵対するPGAツアーのコミッショナーであるJ・モナハンと欧州ツアーのチーフエグゼクティブ、K・ペリーが含まれているので楽観はできない。

こうした状況にLIV側は世界ランクの対象となっている中東・北アフリカの「MENAツアー」と提携、LIVの大会を同ツアーとの共催とすることで世界ランクの対象となるように試みたが、これは認められず失敗に終わった。

LIVとしては世界ランクの対象となれば、今後もトップ選手を確保できると算段しているのだろう。

ところで、承認された場合、LIVの大会ではどれくらいのポイントを稼げるのか。現状の世界ランクのシステムで試算すると欧州ツアーと同程度のポイントを稼げそうだが、これは72H競技での場合。54H競技のままだと多くのポイントは稼げないようだ。

LIV勢と対決するメジャーの価値がこれまで以上に高まる!?

欧米ツアーとLIVとの争いは選手たちを巻き込み、お互いに非難し合うという泥沼の敵対関係にエスカレートしていったのは、ご存知の通り。そんななかで迎えた今年最初のメジャー、マスターズは久々に両陣営の選手が一堂に会するとあって注目されたが、意外にも一時期のようなあからさまな敵対関係は見られなかった。

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