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「ソードアート・オンライン」— 世界中で人気の原作小説を皮切りに 幅広いメディアミックスを展開

キネマ旬報WEB

2021年より始まった映画「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ-」シリーズの第2弾として2022年10月22日に劇場公開されて大きな話題を集めた「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ」のBlu-ray&DVDが5月24日にリリースされる。

原作は第15回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞した川原 礫による、2009年4月の第1巻出版から2023年までに全世界での累計発行部数が3000万部を突破した小説《ソードアート・オンライン》シリーズ。現在に至るまでTVアニメーション・シリーズや劇場用映画、ゲーム、コミカライズなど幅広いメディアミックス展開が成されては好評を博し続けている。

 

ヒロインの視点で描いていく、デス・ゲームの中のサバイバル

舞台は次世代VRMMORPG《ソードアート・オンライン》(略して《SAO》)。このサービスにログインしてプレイし始めた者たちは全員ログアウトできなくなり、現実世界に帰れなくなってしまう。脱出方法は最上部100層のボスを倒してゲームクリアすることだけなのだが、《SAO》はプレイ中に敵にやられて死んでしまうと現実世界でも死んでしまうという、恐怖のデス・ゲームでもあったのだ。

そんな《SAO》の中に入り込んでしまった主人公の少年キリトと少女アスナの壮絶なサバイバルと戦いの運命を基軸に、壮大なスケールでドラマは繰り広げられていくのだが、『ソードアート・オンライン プログレッシブ』は物語のすべての始まりであるアインクラッド第一層からの軌跡を、新キャラクターやストーリー追加なども交えながら、原作者自身がさらに深く掘り下げていくもの。「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ-」シリーズではアスナの視点で物語が再構築され、単なるリブート・シリーズとは一味も二味も違ったユニークな内容としても、多くのファンの期待と注目を集めて久しいものがある。

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最新第2作その魅力、ラスボス戦の迫力を見よ!

第1作「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」では《SAO》の中で友(映画オリジナル・キャラクターのミト)と別れて独りになったアスナがキリトと出会ってコンビを組むまでが描かれていたが、今回はそれからおよそ1カ月後、アインクラッド第一層を攻略したアスナとキリトが、攻略を先導する二大勢力の対立に巻き込まれながらも上の階を目指していく様子が描かれていく。

監督は前作に引き続き河野亜矢子が担当しているが、本シリーズが監督デビューとなった彼女は、従来のテレビ・アニメーション・シリーズにも目配せした設定や展開などを諸所に用意しており、いわば「映画を見たらテレビ版も見たくなる」ような演出にも腐心している。また同性としてのヒロイン、アスナに向けた慈愛にも似た眼差しの熱さも、シンパシーに裏打ちされたものとなっていると捉えて思しいだろう。

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