top_line

【完全無料で遊べるミニゲーム】
サクサク消せる爽快パズル「ガーデンテイルズ」

芥川賞受賞作を荒井晴彦監督 × 綾野剛主演で映画化。ふたりの男とひとりの女の愛の物語「花腐し」

キネマ旬報WEB

 

松浦寿輝の芥川賞受賞小説を、荒井晴彦の監督・脚本ならびに綾野剛主演、柄本佑とさとうほなみの共演で映画化。ふたりの男とひとりの女が織り成す愛の物語「花腐し」が、2023年初冬にテアトル新宿ほかで全国公開される。ティザービジュアルと場面写真、キャスト・監督・原作者のコメントが到着した。

 

 

廃れゆくピンク映画業界で生きる映画監督の栩谷(綾野剛)と、脚本家志望だった伊関(柄本佑)、そしてふたりが愛した女優の祥子(さとうほなみ)。梅雨のある日に出会った栩谷と伊関は、自分たちの愛した女について語り始める。そして、3人がしがみついてきた映画への夢がボロボロと崩れ始める中、それぞれの人生が交錯していく──。

広告の後にも続きます

日活ロマンポルノ以来の名脚本家・荒井晴彦が、「火口のふたり」(19)に続く4本目の監督作として選んだ「花腐し」。湿度の高い愛の物語が紡がれる。

 

〈コメント〉

綾野剛/栩谷役
初めて映画を観た時の事を思い出した。なんだか銀幕の中はひどく残酷で、こちらがそれを安全圏から覗いているとわかりながらも淡々と物語は進んでいく。その当時は、感情を掴み取ることも、感情を移入することもなく、ただただ傍観していた。
しかし、観終わってみれば、独特な達成感というか、やり切った感が身体をほとばしり、それまで経験したことのない感情が湧き立ったものでした。
現在、世の中には沢山の作品が生まれ、沢山の感情をシェアする環境が備り、毎日が選択の連続を生きる中で、この映画は何者なのだろうと考える。
私にとって花腐しは“映画そのもの”でした。産まれる前から映像作品に携わってこられた映画人に魅せられ支えられ、ただただ映画の額面にようやく触れられた想いでした。
本作を皆様の映画鑑賞アルバムの1ページに添えて頂けたら幸いです。

  • 1
  • 2
 
   

ランキング(映画)

ジャンル