アイドルがアイドルを撮り下ろしたアートブックが登場だ。
HKT48でTeam Hのキャプテンを務める豊永阿紀が、初となるアートブック「HKT48 豊永阿紀 1st ART BOOK 「to 4 seasons」」(イマジカインフォス)を3月22日にリリース。その発売記念イベントが4月13日に開催された。
イベントに先立ち行われた記者会見で豊永は、本アートブックの裏側をいろいろと明かしてくれた。
本書ではHKT48の松岡はな、小田彩加、武田智加、田中伊桜莉、生野莉奈、最上奈那華、伊藤優絵瑠、荒巻美咲、栗原紗枝を豊永のプロデュースで撮りおろし。このメンバーは2日間かけて、スタッフと共に豊永自身が選んだという。
撮影した時期は、1月21日まで行われていたTeam Hの5th Stage「RESET」公演のあとで、1月末くらいだったとのこと。福岡とはいえ「寒い時期でした」とのことだ。
広告の後にも続きます
今回のプロデュースについては「自分が撮りたい写真を沢山の方の力で叶えていただいたという印象」と豊永。衣装やメイクも含めて「こういうイメージで撮りたいんです」というアイデアを多くの人に叶えてもらったという。
記者会見に出席した豊永阿紀
被写体に選んだメンバーについては「本当にみんな想像以上だったというか想像も良かったですが」と前置きしつつ、なかでもよかったと思ったのは6期生の生野莉奈だという。昨年5月に加入したばかりゆえ、まだ笑顔を見せてくれる時が少ないそうだが、のこのしまアイランドパーク(福岡市能古島)の撮影では本当に楽しそうな表情が撮れたとのことだ。
生野に関してはけっこう最初のほうから「面白い子だと思ってちょっかいをかけていた」そうで、ウサギと戯れるシーンでは豊永がエサで誘導し、生野とウサギが一緒に遊ぶ形で撮影。「自然な笑顔が引き出せたと思います」とニッコリ。
豊永が撮り下ろしたメンバーの写真
他のHKT48メンバーを撮る一方で、本作には豊永自身のセルフポートレートも収録。上手く撮るコツについては「自分がどこの画角のどの場所にいるか、想定しながら画角を決めたこと」と説明。これはファンにとっても自撮りの参考になりそうだ。
このアートブックは全編、フィルムカメラで撮影。失敗談としてはセルフポートレートの撮影時に、フィルムを装填する際の噛み合わせができておらず、実は1枚も撮れていなかったことを挙げていた。ただ同行したスタッフが撮影した場所をすべて覚えていたため、無事に再撮することができたという。
セルフポートレート1
セルフポートレート2