2023年最初のインターナショナルマッチ・ウィークを終え、各国リーグが再開を迎える。ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールはここから来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けラストスパートをかけることになるが、迎える4月最初のスケジュールはまさに“地獄”となっている。
リバプールは今季のCLでレアル・マドリードに完敗を喫し、ベスト16で姿を消した。そのため、来季のCLに出場するためには、プレミアリーグでトップ4フィニッシュする他に道がなくなった。
現在リバプールは2試合未消化で6位につけている。全日程を消化している4位トッテナムとの勝ち点差は「7」となっているため、逆転が不可能ではないだろう。
しかし、4月の序盤戦で早くもCL出場権争いから脱落する可能性はある。
まず明日には、2位マンチェスター・シティとの一戦が控えている。その3日後には、第8節延期分のチェルシー戦が予定。さらにそこから5日後には、首位アーセナルと対戦しなければならないのだ。もちろん、リバプールも力のあるチームだが、今季の調子を考えると、どれだけ勝ち点を奪えるか不安だ。
広告の後にも続きます
仮に上記の3連戦が響いてCL出場権を逃せば、収入面はもちろん、選手補強にも影響が出るだろう。一部報道によれば、ドルトムントのMFジュード・ベリンガムはリバプールが来季のCL出場権を獲得した場合に加入を考慮するとも伝えられている。ベリンガムはリバプールのトップターゲットであり、必ず確保したい人材だ。
いよいよ始まる地獄の4月3連戦。リバプールが最後に笑うのか、それとも。