プレミアリーグ第29節、アーセナル対チェルシーの試合が現地時間23日に行われ、アーセナルが5-0の勝利をおさめた。この試合において、イエローカードを提示されたファウルと提示されなかったファウルがあり、基準がバラバラだとして、リオ・ファーディナンド氏が指摘している。英紙『メトロ』が報じた。
前節のウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦を欠場したアーセナルの日本代表DF冨安健洋は、今回のチェルシー戦で先発起用された。すると、アーセナルが1点リードしていた9分にチェルシーのニコラス・ジャクソンと衝突。その際に、冨安の右足首が、ジャクソンによって思いっきり踏みつけられた。足首をひねった冨安はその場に倒れ込んだが、ファウルしたジャクソンにはイエローカードさえ提示されず。その一方で、前半終了間際にファウルを犯したアーセナルのレアンドロ・トロサールにはイエローカードが提示されている。また、抗議したアーセナルのミケル・アルテタ監督にもイエローカードが提示された。
ジャクソンのファウルについて、ファーディナンド氏は「信じられなかった。今季はこれほど酷いファウル、あるいはこれほど酷くはないが、これに近いファウルを何度も見てきた。そして、彼らは退場させられると、自分自身が思うようなことはあったよ。さすがに、これは無謀な挑戦だと思ったね」とし、イエローカードさえ提示されなかったことに関しては「それならルール変更が必要だ。あれでOKとは言えない。あれは無謀だ！」と語っている。
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