「猿払村からは毎年、4万トンもの廃棄貝が出ます。これを解決するのと、プラスティック加工品を減らすために考えついたのが、ホタテ貝殻を使ったヘルメット製作でした」(地元関係者)
ホワイト、ピンク、ブルーなど5種類あり、販売価格は4800円となっている。バイクのヘルメットとしては使えないが、自転車や建築現場で使用したい人が購入しているようである。
ただし残念なのは、製品ができたばかりのため、一般財団法人製品安全協会が安全基準を保証する「SGマーク」の申請中であり、まだ許可を得ていないことだ。自転車ヘルメット購入には、自治体から補助金が出ることもあるが、対象となるかどうかは各自治体へ問い合わせてみるといいだろう。
4月の道交法改正で、HOTAMETをかぶって走る自転車を見れば、たちまち口コミで広がるかもしれない。「あのおしゃれなヘルメットは何?」と。