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ハチャノフ、チチパス撃破で8強

テニス365


ベスト8進出を果たしたハチャノフ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は28日、シングルス4回戦が行われ、第14シードのK・ハチャノフが第2シードのS・チチパス(ギリシャ)を7-6 (7-4), 6-4のストレートで破り、大会初のベスト8進出を果たした。

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過去成績0勝6敗として迎えたこの一戦。ハチャノフは序盤からストローク戦でチチパスを押し込み25本のウィナーを記録した。第1セットは第7ゲームで2度のブレークポイントを凌いだハチャノフだったが、これを凌ぐと、タイブレークでは3度のミニブレークに成功し先行。

第2セットでは第5ゲームで得たこの日初めてのブレークチャンスを決め切りラブゲームでブレークに成功する。その後も第1セットで与えた2度のブレークチャンスのみに抑えたハチャノフが1時間32分で勝利。ファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得するなど、安定したテニスを披露してマイアミ・オープン初の8強入りを決めた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトには、7度目の対戦でチチパスから初勝利をあげたハチャノフのコメントが掲載されている。

「3度目の正直とはいうけれど、僕は7度目だから、すごくうれしいよ。ステファノス(チチパス)に勝てたことが1番重要なことではなく、自分のプレーがうまくいっていることが大事なんだ。全豪オープンの後、僕はけがに悩まされたんだ。あまり試合に出られないままドバイ(自宅)に戻ってきていた」

「チチパスを抑えることが鍵だったと思う。第1セットは、2人ともサーブが良かったし、タイブレークに持ち込んだ。第2セットもチャンスがあれば、すぐに決めなければならなかった。コートのコンディションはかなり速いから、ファーストサーブとその後のファーストショットが非常に重要だと思う。2人とも非常にアグレッシブにプレーしていたと思うから、先にチャンスをつかんだ方が勝てたんだ」

ハチャノフは準々決勝で第25シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)か世界ランク59位のL・ソネゴ(イタリア)のどちらかと対戦する。

同日には第1シードのC・アルカラス(スペイン)、第10シードのJ・シナー(イタリア)、世界ランク54位のE・ルースブオリ(フィンランド)が8強へ駒を進めた。



 
   

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