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2.5トンの血のりが画面を染める!『オオカミ狩り』レッドバンド版の予告編が到着

MOVIE WALKER PRESS

第47回トロント国際映画祭ミッドナイトマッドネス部門に正式出品され、ほかジャンル映画祭を席巻した韓国のバイオレンスサバイバルアクション『オオカミ狩り』が4月7日(金)より公開される。このたび、本作のレッドバンド版の予告編が解禁。あわせて、本作に対してジャンル映画マスターたちからのコメントが到着した。

フィリピンに逃亡した極悪犯罪者たちと護送官の刑事を乗せた貨物船“フロンティア・タイタン号”での物語を描く本作。太平洋のど真ん中に浮かぶ監獄は、犯罪者たちの反乱により血で海を染めることになるのだった。『共謀者』(13)、『メタモルフォーゼ/変身』(21)などを手がけてきたキム・ホンソンが監督を務める本作。2017年にフィリピンへ逃亡した韓国人犯罪者47名の集団送還のニュースから着想を得て、想像を絶する残虐な映画をつくり上げ、韓国映画としてはポン・ジュノ監督の『グエムル-漢江の怪物-』(06)以来16年ぶりに第47回トロント国際映画祭のミッドナイトマッドネス部門に正式出品となったほか、第55回スペイン・シッチェス国際ファンタスティック映画祭コンペティション部門で審査委員特別賞、特殊効果賞を受賞した。

このたび解禁となった本作のレッドバンド版の予告編は極悪犯罪人ジョンドゥ(ソ・イングク)が口内に忍ばせていた針金で手錠を外す場面から始まるもの。ジョンドゥが人を刺し、耳をかじるという残虐シーンが次々と展開。迷いなく刺すだけでなく、あえてゆっくりとナイフを刺していったりと、殺人という行為自体を楽しむその下劣さは一級品のものとなっている。2.5トンの血のりが画面を真っ赤に染め、途中から参戦する怪人が加わった途端、パワーアップした残酷さに、まさに地獄絵図の映像が展開する。

「無条件に残酷でグロい」、「文句なしのスプラッター大作」、「残虐で血生臭い映画」、「凄まじい五感攻撃」と、数々のメディアからのバイオレンスサバイバルアクション映画としては最高クラスの賛辞が送られている。さらには、ジャンル映画をこよなく愛するマスターたちからも血にまみれた絶賛コメントが続々と到着している。

はたして、生き残るのは誰なのか?怪人の正体とは?血まみれの残虐展開なのに気分爽快と口を揃えて絶賛された本作をぜひ劇場で堪能したい。

■<ジャンル映画マスターコメント>

●葦見川和哉(映画・映画音楽ライター)

「誤解を恐れずに書こう。なんて景気のいい映画なんだ!犯罪者集団、警察、そして“怪人”が入り乱れる移送船内は、誰がいつどのように退場するか全く予想がつかないカオスな状況。あっと驚く展開とタガの外れすぎた流血シーンの連続に、気分がハイになること間違いなし。さあ、あなたも血飛沫舞い散る地獄の船内へ──」

●氏家譲二(ナマニク) (文筆家)

「人って本気でブン殴ると壊れるんだな…徹底的に蹂躙される人体。予想をはるかに超える残虐行為。真っ赤に染まっていくスクリーン。死ぬためだけに存在しているかのような登場人物たち。ここまでやられると暴力に陶酔してしまう。青い海に浮かぶ、血袋と化した船!なんて気分がいいんだ!」

●岡本敦史(ライター)

「その顔を一度見たら決して忘れられない名バイプレイヤー、チェ・グィファ。抜群の存在感と柔軟な演技力を誇る彼が、まさかこんな血も涙もない最凶最悪のモンスター役で、全世界を震え上がらせる日が来るとは…!!もしかしたら『韓国の嶋田久作』の誕生を、我々は目撃しているのかもしれない」

●加藤よしき(ライター)

「本年度、出血度No.1(たぶん)!怪人の鉄拳で人体が豆腐のようにブッ壊れまくる!血みどろですが、どろんこ遊び的な楽しさと痛快さに溢れた1本です!やっぱり血のりは真っ赤な清涼飲料水!スクリーン越しにザバザバ血を浴びて、乾いた体を潤しましょう!」

●末廣末蔵(ジャンル映画大好きツイッタラー)

「近年のエクストリームホラーの隆盛に韓国からトドメを刺しに来た痛快作。過剰なまでの血と暴力の応酬に茫然自失の2時間、盛大に血祭りにあげられる為に生き抜いていく登場人物達の絶望の断末魔がスクリーンに眩く焼き付けられる!全方位くまなく阿鼻叫喚の状況下、一体どいつがブチ殺し切れるのか!の地獄展開に身震いせよ!」

●2号(暴力映画大好きツイッタラー、noter、ライター)

「凄惨な血と暴力の物語が予測不能の方向へドライブする。最高!画面の全てが赤く染まるような異常な出血量と強烈なバイオレンス、そしてソ・イングクの怪しげな魅力に脳がクラクラと気持ちよくなる。映画は人が死ねば死ぬほど面白い。そして『オオカミ狩り』は人がたくさん死ぬ!2023年のベスト出血多量はこいつだ!」

●人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)

「近年稀に見る圧倒的出血量!どんな攻撃をしても必ず血飛沫が舞う!人間って大当たりの間欠泉なんだ!!死に様がとにかく豪快で、不快さはなくむしろ爽快。怪人と狂人が入り乱れ、死体だけがひたすら増え続ける超快作です!!」

●ホラー映画取締役

「極悪囚人と警察の監獄バトルに息をのんでいたら謎の改造人間乱入で思わず吹き出す。『え、なにこの超展開!?』と混乱と興奮でカオス状態になるもなす術なく血飛沫を浴び続ける。『オオカミ狩り』は文字通りの“血祭り”だ!!」

●まきのゆうき(Webライター)

「殴る!撃つ!叩く!裂く!斬る!割る!殺す!…筆舌に尽くし難い残虐描写の畳み掛けで、中盤以降はもはや警察も犯罪者も “血の入った袋” にしか見えなくなってしまいました。次はどの血袋から血が吹き出るのか…?そう考えると死の前にはどんな人間も平等なのかもしれません」

文/鈴木レイヤ
 
   

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