BS12のトゥエルビ「土曜洋画劇場」(毎週土曜 夜7:00-)にて、坂本龍一が音楽を担当した映画が放送される。12月10日(土)に「シェルタリング・スカイ」、17日(土)「リトル・ブッダ」、24日(土)「ラストエンペラー」の順でそれぞれオンエアされる。
10日放送の「シェルタリング・スカイ」は、ベルトルッチ×坂本龍一オリエント三部作の2作目で、1947年の北アフリカを舞台に、すれ違う一組の夫婦が辿る過酷な運命を描くヒューマンドラマだ。
「ラストエンペラー」「ラストタンゴ・イン・パリ」など数多く傑作を手掛けてきた世界の巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が、孤高の作家ポール・ボウルズのベストセラー小説を、激しく濃厚なエロスとともに広大な砂漠の風景の中、人間の魂の彷徨ともいえる観念的なテーマを詩情豊かに映像化した。
■「シェルタリング・スカイ」あらすじ
北アフリカの茫漠たる砂漠地帯。ニューヨークから来た作曲家のポート(ジョン・マルコヴィッチ)と、妻で作曲家のキット(デブラ・ウィンガー)は、かつての激しい愛も情熱も失っていた。二人の愛の果てとは。
