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郷土料理の魅力を再発見!タニタが開催するご当地グルメをヘルシーにアレンジするコンテスト。岡山の減塩ばら寿司がグランプリ受賞

マガジンサミット

準グランプリ名越万邑子さんチーム『黒豚とんこつの彩野菜添え』(鹿児島県)

受賞コメント:管理栄養士の学校に通いながらコンテストに応募すること自体、大きな挑戦でした。家族や先生のサポートのおかけで賞がとれたと思います。(祖母から渡された大島紬を着てのプレゼン)

1.黒豚とんこつの彩り野菜添え 2.カンパチの宝石箱 3.知覧茶だがね

【第5回開催記念特別賞】清水佳奈さん『どさんこ満足御膳』(北海道)

受賞コメント:若い世代のアイディアとお母さん世代のアイディアで意見を出し合って決めたメニューです。何度も試作を重ねて味を調整しました。(最多9品を応募)

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1.Miso豚丼 2.乳和食!ピーマンに乗った鮭ちゃん 3.肉巻きいももチーズ 他

若い世代にも郷土料理の魅力を伝えたい

岡山県の「ばら寿司」は、祝いごとがあるときにいただく岡山の郷土料理。海の幸や山の幸を華やかに盛りつけたお寿司です。2年連続で美作大学のチームとして出場した住吉さんは、コンテストに出品するにあたり減塩をコンセプトに、塩のかわりに同じく岡山県特産「赤酢」を使用。塩分を抑えるとともに、見栄えも美しく仕上げました。

住吉さんは「ばら寿司をおばあちゃんに作ってもらったという県民は多いと思う。けれども日常的に食べるものではないので、若い世代からは馴染みがなくなってきている。赤酢もまた馴染みがなくなりつつある。それらを組み込むことで、郷土料理としての魅力をアピールしました」とレシピに採用した経緯を話し、「さまざまな県から美作大学に進学してくる生徒さん達に岡山県の郷土料理を知ってもらい、生徒さん達を通して岡山の魅力を全国にひろめたい」と抱負を。また、メンバーからは「“優勝しかない!”という気持ちで取り組んできました。お寿司は大好きなので地域の特産品をいれてしっかり考えてつくりました」と喜びの声を聞くことができました。

審査の点数にバラつきがなく、審査員全員の意見が一致したという今回。服部幸應校長は総評として「プレゼンテーションに関しても良いところを表現していた。モノを大切にする心を試食しながら感じた」とふりかえり、「全国で郷土料理は1230くらいある。食料自給率が低い日本では、このような郷土料理を大事にしていかなければいけない。むかしからの食材や希少な動植物がどんどんと姿を消すなか、地元の食材を生産する人達にも声をかけ、いろいろなかたちで残していきたい。そういう想いをコンテストで繋げていけたら」と挨拶し大会を締めくくりました。

なお、今回受賞したレシピは、今年度中に丸の内 タニタ食堂にて期間限定で提供される予定です。詳細は公式HP https://tanitagohan.net/ まで。

エイ出版社の街ラブ本 岡山本
Fujisan.co.jpより
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