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Xboxでヘリコプターのリアルすぎる操縦が可能に 『Microsoft Flight Simulator』40周年記念版で待望の機能追加

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YouTubeより

 先日、Xboxのゲーム『Microsoft Flight Simulator』の40周年記念版がリリースされ、新たにヘリコプターとグライダーのシチュエーションが加わった。ファン待望のこの2つの新機能は、フランスのスタジオ、Asoboとともに細部にまでこだわり製作されたという。

(参考:【写真】リアルさを追求した操縦室からみた景色

 『Microsoft Flight Simulator』の責任者であるJorg Neumannは、インタビューで次のように語っている。「この40周年記念版は、Asoboと他の10のクリエイティブチームの共同作業であり、世界中のフライト シミュレーションファンへの完璧なギフトとなるだろう」。

 プレイヤーは、Airbus A310のほか、新しいヘリコプター2機、グライダー2機、有名な歴史的な航空機7機、クラシックな空港、Flight Simulatorの過去のバージョンからの20以上のクラシックミッションを無料で入手できる。特にヘリコプターは、ゲームに追加するのが困難だったそうだ。なぜならヘリコプターに関わる物理学は、プロペラ機やエアバス A310のような巨大な旅客機よりもはるかに複雑。まったく別物とさえ言っていい。Asoboはヘリコプターの空気力学を綿密に調査し、再現するため長い時間を費やしたそうだ。

 ヘリコプターの気流はほぼ、上から下へと流れる。気流はローターから発生しヘリコプターを押し下げるため、実際のヘリコプター周辺の特定の乱気流の解像度をさらに高める必要があったのだという。

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 ヘリコプターでホバリング状態から前進飛行に移動する。簡単に聞こえるかもしれないが、ホバリング飛行によって生じる乱気流と渦にローターシステムがどのように反応するかを正確にコーディングするのは大変な作業だ。開発チームは、フランスに拠点を置くGuimbalなどのヘリコプターメーカーと密に協力。製造チームや彼らの飛行データを参考にしたほか、彼らのテストパイロットにも繰り返しインタビューをしたそうだ。

 揚力の非対称性もゲームでカバーされる。これまで一切のフライトシムで存在したことのない機能だが、『Microsoft Flight Simulator』では、これも非常に正確に再現。Bell 407または Guimbal Cabri G2のいずれかを選択できるが、今後さらに多くの機体の追加が期待されている。

 マイクロソフトとAsoboの取り組みはこれだけにとどまらない。ゲームには多くの有名なヘリポートがあり、エジプトのピラミッドやリオデジャネイロのコルコバードのキリスト像の隣に着陸したりできるが、現在利用できる14つの場所だけでなく、すべてをマッピングしていきたいそうだ。

 「ヘリポートにはグローバルなデータベースがない」とNeumann。航空業界には空港のコードがありそれらはすべて文書化されているのだが、ヘリポートは警察署、病院、プライベートヨット、石油プラットフォームといった場所にある。Asoboの独自のデータベースをもとにゼロから構築している最中なのだという。

 グライダーも、40周年記念アップデートで利用が可能になった。ヘリコプターと同様、可能な限り現実的な体験に近づけるため細部への注意が払われている。たとえばグライダーにとって重要な熱環境。モーターがない場合、周囲の風を分析してウィンドシアーに乗らなければならない。太陽の熱はグライダーにとって大きな役割を果たすのだ。

 これについては、最後に雨が降った時間に基づいて地面の水分量を実際に把握し、また太陽が地面に光線を発射する角度を把握することで、上昇率を計算しているそうだ。

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