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『ミシュランガイド東京2023』中華料理店 星付き&ビブグルマン掲載店リスト

80C[ハオチー]

新しく加わったのは、2022年3月1日にオープンした一平飯店。料理長の安達一平さんは『赤坂璃宮 新百合ヶ丘』勤務時代、故・譚彦彰さんと訪れた香港の美食に刺激を受け、現地での修行を経て、焼味(ロースト料理)をはじめ、広東料理の技術を磨き上げてこられた方です。

店ではクリアな味わいの料理がコース仕立てで味わえるほか、21時からは『夜香港(イエホンコン)』に看板を変え、より自由な“一平ちゃん”の世界が楽しめると評判。詳しくは『80C(ハオチー)』の取材記事で予習してみてくださいね。

『一平飯店』の炸子鶏。

[ビブグルマン]お値段以上!誰かを誘いたくなる、TOKYOを感じる中国料理店12選

ビブグルマンの定義は「良質な食材で丁寧に仕上げ、価格以上の満足感が得られる料理」を提供する店。その地域らしさが感じられるセレクションで、スタイルも多種多様です。『ミシュランガイド東京2023』では222軒、そのうち中国料理は12軒でした。

麻布 勇(港区/乃木坂)NEW
O2(オーツー)(江東区/清澄白河)
jeeten(ジーテン)(渋谷区/代々木上原)
仙ノ孫(杉並区/西荻窪)
中国菜 膳楽房(新宿区/神楽坂)
なかの中華!Sai(中野区/中野)
乃木坂 結(港区/乃木坂)NEW
日々の中華食堂(渋谷区/代々木上原)NEW
中国四川料理 梅香(新宿区/神楽坂)
遊猿(新宿区/四谷三丁目)
湯気(中野区/新中野)NEW
REI(渋谷区/代々木八幡)

特筆すべきは、新登場が4店舗登場したこと。

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新たにビブグルマンに加わったのは、①一つ星に輝く人気店『私厨房 勇』の姉妹店として2022年5月にオープンした『麻布 勇』。②四川料理店で腕を磨いた増山シェフが率い、バランスのよいコースとアラカルトの両方が楽しめる『乃木坂 結』。③広東料理の確かな技をカジュアルに味わえる、代々木上原『日々の中華食堂』。④食べ疲れない、ほっとできる中華をナチュールワインと楽しむ『湯気』の4店舗です。

若いシェフとチームによる、軽やかな雰囲気をまとった中華が入ってきていることに時代を感じますね。

『湯気』の焼売。

『ミシュランガイド東京 2023』まとめ

ニュースメディアでは「ガチ中華」旋風が吹き、新語・流行語大賞にもエントリーされた2022年。現代中国をまるごと日本に持ってきたようなレストランが東京に増える一方、今年もミシュランのセレクションはブレない印象でした。

総じて日本人が「おいしい中華を食べたい!」という気分のときに、安心して楽しめるレストランがラインナップされており、その上でビブグルマンは4店舗の新顔が登場。中華の表情がより多彩になりました。

ビブグルマン『梅香』の前菜盛り合わせ。片(薄切り)の技術が光る。

何をもって中国料理とするかはいろいろな考え方がありますが、三つ星レストラン『茶禅華』の川田智也シェフが提唱する「和魂漢才」は、日本で、特に日本人が中国料理をつくる上で共感できるところが多いのではないでしょうか。

すなわち、中国の食文化や料理を理解した上で、安直に混ぜ合わせるのではなく、日本人の精神をもって調和させた料理こそ、自分たちが担い、つくる意義がある。ミシュランが選ぶ中国料理店は、そんな側縁を持っているかもしれません。

『ミシュランガイド2023』は、11月18日のガイドブック発売に先駆け、現在オフィシャルサイトで掲載レストランを紹介中です。ぜひこれを機に、改めて訪れたいレストランを探してみてはいかがでしょうか。

過去の『ミシュランガイド東京』掲載の中華料理店はこちら(2016年~)

TEXT & PHOTO サトタカ(佐藤貴子)

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