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福沢諭吉1万円札製造中止  紙幣は今後なくなるの? 将来に備えたいプレミアムものとは

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 2004年から発行されている福沢諭吉の1万円札が、製造中止になったと報じられた。同様に樋口一葉の5千円札、野口英世の千円札も製造が終わっているという。そして、国立印刷局は2024年から切り替わる新紙幣の印刷をいよいよ本格化させる。福沢諭吉は1984年に初めて紙幣の肖像に起用され、2004年に現行の紙幣に切り替わる際も、唯一、肖像が存続した。そのため、長らく1万円札の顔であり続け、“ユキチ”は1万円札の代名詞となっていた。

 さて、新紙幣の発行が迫っているとあって、気になるのは現行紙幣の行方だ。保存しておけば将来的にプレミアがつくかも、と考えている人も少なくないのではないだろうか。

 結論から言えば、思い出として残すのはありかもしれないが、プレミア狙いであれば、保存しておく意味はほぼないと言っていい。日本貨幣商協同組合が発行している『日本貨幣カタログ』をめくってみると、よくわかる。

 戦後、特に高度成長期以降に発行された紙幣で、プレミアがついているものはほとんどないのだ。よほど状態が良いものであれば別だが、お釣りでもらった紙幣にプレミアがつく……などというヨコシマな期待は、しないほうがいいだろう。

 なぜ、プレミアがつかないのだろうか。それは現行の紙幣の発行枚数が尋常ではないくらい多いうえに、コレクターが少ないためだ。プレミアは、欲しい人がいなければつかないものである。あなたの身の回りを見てほしいが、そもそも、紙幣のコレクターが身の回りにいるだろうか。

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 また、インフレがじわじわと進んでいけば、時間が経つとともに1万円の価値そのものが下がっていくだろう。それならば、手元の1万円札は投資に回すか、推しのグッズを買うなどして使ってしまった方が得策である。

 ただし、中には残しておいたほうがいい紙幣もある。まず、紙幣の番号がぞろ目だったり、キリ番である場合だ。手元の1万円札の番号を見てみよう。000001、111111、123456、777777、900000など、特徴的な番号であれば、折れ目がついていても額面以上のプレミアがつく。

 それに印刷ミスなどのエラー紙幣も価値が高い。特に、平成に入ってからの紙幣はエラーが出ることは滅多にないし、そんな紙幣に遭遇する確率は宝くじに当たるほど難しい。それでも、厳密なチェックを潜り抜けて、世に出てしまうことがあるのだ。普段見ている紙幣がどこか変だな? と違和感を覚えたら、要注意である。エラー紙幣だったら、その内容によってはとんでもない価値がつく可能性がある。

 何はともあれ、慣れ親しんだ福沢諭吉の紙幣ともお別れと思うと、寂しいものがある。キャッシュレス化が進み、今後はますます紙幣を手にする機会が減ることは確実だ。次の紙幣の肖像はご存じ、渋沢栄一なのだが、もしかすると次の1万円札が最後の1万円札になるのではないかという予測もある。

 紙幣のデザインは約20年周期で切り替わっているが、渋沢栄一の1万円札が切り替わるとすれば2044年になる。その頃は、完全にキャッシュレス化が行われ、紙幣が世の中からなくなっているのだろうか。手元の紙幣を見ながら、はるか未来に思いを馳せてみるのも一興である。

 
   

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