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フードロスにも貢献!あずきを余すことなく堪能できるザクザク食感の「焼きあづき」/和菓子女子おすすめの「和(む)お菓子」 vol.52

おいしいマルシェ

こんにちは。和菓子女子のせせなおこです。「ついつい食べたくなってしまうような、おいしくてかわいい和菓子」をご紹介するこの連載。第52回目は、京都、亀屋良長の「焼きあづき」を紹介します。

京都の有名ブランドが手掛けるかわいいパッケージ

亀屋良長は京都にある老舗和菓子店で、私のお気に入りのお店の一つです。亀屋良長の多くの商品のパッケージデザインは、かわいいテキスタイルで有名なSOU・SOUが手掛けており、とてもおしゃれ。お菓子のおいしさに加え、パッケージがかわいいので、友人や知人のお祝いや贈り物にはいつも亀屋良長を利用しています。

この焼きあづきも、SOU・SOUがデザインした丸々とした小豆が描かれたかわいいパッケージ。実は先月から個包装としてリニューアルしたばかりなんです。

今までの袋入りは、“おいしすぎて一度にたべてしまうのはもったいない!ただ、早くたべないと湿気てしまう…”そんな葛藤があったので、今回の個包装は個人的にとっても嬉しいリニューアルです。

焼きあづきは、ぼうろ生地に、こしあんを作る際に出る小豆の皮をたっぷり混ぜ込んだ焼き菓子。まわりには和三盆糖をたっぷりとまぶしてあります。指についた和三盆はやさしい味わいで、それだけで癒されます。そして想像以上に固めでザクザクとしているのが特徴。噛めば噛むほどあづきの味を感じることができます。

フードロスをテーマにしたお菓子

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実はこの焼きあづきはフードロスをテーマに2010年に誕生したお菓子。「何か捨ててるもの」を考えているときに思いついたのが”小豆の搾りかす”だったんだそう。

早速、小豆の搾りかすを乾燥させ、ぼうろ生地に練りこみ、試作を経て完成しました。今月10月は「食品ロス削減月間」。そんなテーマにぴったりなお菓子です。

当初は、2週間だけの販売予定でしたが、思った以上に反応が良く、いつの間にか通年商品、ヒット商品となったんだそう。

ちなみに、その時に出た「小豆の煮汁」を使ったお菓子のアイデアも、その6年後、「あずき餅」として商品化され、販売されています。もふもふのおもちと、香ばしいきなこの香りがたまりません!!

小豆好きとしては、小豆を余すことなく使って、小豆を最大限に使ってもらえてお菓子作りがなされていることがとても嬉しい限り。

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