1961年以来、500以上もの映画とテレビ作品の音楽を手掛け、2020年に91歳で逝去した巨匠エンニオ・モリコーネ。その葛藤と栄光の軌跡を、「ニューシネマ・パラダイス」をはじめほぼすべての自作で組んできたジュゼッペ・トルナトーレ監督が紐解くドキュメンタリー「モリコーネ 映画が恋した音楽家」が、2023年1月よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほかで全国順次公開される。また、第35回東京国際映画祭ガラ・セレクション特別上映も決定した。
作中では「ニュー・シネマ・パラダイス」（89）「荒野の用心棒」（64）「アンタッチャブル」（87）「ヘイトフルエイト」（15）などモリコーネの旋律が命を吹き込んだ45作品の名場面と、最高の音響で再現された日本公演を含むワールドコンサートツアーの演奏にフォーカス。
さらにクエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーンら70人以上の監督・プロデューサー・音楽家がモリコーネの偉業を語り、彼のプライベートな姿やコメント、初公開となるアーカイブ映像と併せてその愛すべき人間性を浮き彫りにする。
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登場する映画監督、音楽家、プロデューサーなど（※順不同）
クエンティン・タランティーノ
クリント・イーストウッド
ウォン・カーウァイ
オリバー・ストーン
ハンス・ジマー
バリー・レヴィンソン
ジョン・ウィリアムズ
ダリオ・アルジェント
ジョゼッペ・トルナトーレ
テレンス・マリック
ブルース・スプリングスティーン
ベルナルド・ベルトルッチ
ジェイムズ・ヘットフィールド
クインシー・ジョーンズ
ローランド・ジョフィ
リナ・ウェルトミューラー
フィル・ジョアノー
ほか
なお、モリコーネ自身が生前から計画していたオフィシャル・トリビュート・コンサートが、11月5日（土）と6日（日）の2日間にわたり東京国際フォーラムで開催されることも決定。ワールド・プレミアとなる同コンサートは、エンニオの次男アンドレア・モリコーネが指揮を務め、映画の名シーンや秘蔵映像を映しながら巨匠の名曲をオーケストラが奏でていく。
