top_line

あなたの語彙力が試される!
無料ゲーム「ワードパズル」で遊ぼう

『ちむどん』好感度挽回の鍵は草刈正雄!オファーにあった『なつぞら』への意識

女性自身

 

《なんか寂しそうななんとも言えない表情だったけど、大丈夫だろうか……》
《黒島さんやっぱ元気ないように見えたなぁ》
《痛々し過ぎるって感じた人も多いのでは? やっぱり脚本家達の出演が必要だな》

 

直近の第22週でも、批判の声が続く前代未聞の事態となっていた。

 

広告の後にも続きます

「7日の放送回では、沖縄料理店の休業を決断した暢子を励ます意味を込め、働いていた『フォンターナ』で食事会が開かれました。元従業員の矢作(井之脇海・26)も参加したのですが、かつて店を飛び出し、店の権利書まで盗んだ彼に焦げた豚肉が提供される“嫌がらせ”が映し出されたのです。その翌日には、暢子が返済用の40万円が入った封筒を、店のカウンターに置き忘れるという失態もありました」(前出・テレビ誌ライター)

 

 

■NHK会長が吐露「ドラマの筋を変えろというご意見も」

 

こうした演出に、Twitterでは非難する声が相次いだ。

 

《いくら恨みがある人間に対する仕打ちでも、わざと焦げた料理を出すのはプロの料理人失格》
《お金置いていく暢子は経営者の素質なし》
《お金も食べ物も大事にして》

 

だが、本作を批判しているのは、SNSを利用する若者を中心とした世代だけではないようだ。

 

9月6日付の『朝日新聞』の投稿欄「はがき通信」では、70代の視聴者による感想を紹介。暢子の兄・比嘉賢秀(竜星涼・29)について、《何が沖縄の一番星だ。星くずにもなっていない。さっさと心を入れ替えて、養豚場の娘さんと一緒になって真っ当に生きてくれ》と酷評している。同紙面によると《いらだつ声が8月に入って目立ちました》という。

 

実際に今作の感想が累計でどれくらい寄せられているか同社の広報部に問い合わせると、「これまでの投稿数は30数通となります。そのうち、8月の投稿数は10通でした」と文書で回答があった。

 

「Twitterでは『ちむどんどん反省会』と称するハッシュタグでの“突っ込み”が目立ちますが、高齢者層からも不評の声が相次ぐというのは、幅広い世代で共感性が低い作品ということなのでしょう」(前出・テレビ誌ライター)

 

元農林水産副大臣の礒崎陽輔氏(64)も3日、Twitterで苦言を。

 

《脚本の論理性の問題はもとよりですが、今週も妹の恋人を「お古」と呼んだり、病院の見舞客が数珠を持参するなどNHKの朝ドラとしては許容の限度を超えた表現がありました。収録済みなのかもしれませんが、しかるべき人が制作現場に適切な助言をしたほうが良いのではないでしょうか》

 

礒崎氏が本作に言及して批判するのは8月14日に続いてこれで2度目だ。NHK関係者は言う。

 

「1日の定例会見で前田晃伸会長は『ドラマの筋を変えろというご意見もいただきましたが、ドラマということでご理解いただきたい』と視聴者に呼びかけるほどでした。近年の朝ドラには見られなかったネガティブな反響の多さに制作側は懸念を抱いているようです」

 

 

■『ちむどん』と『なつぞら』には意外な共通項が…

 

そんな危機的状況を打開しようと、最終盤に“スペシャルゲスト”が用意されているという。

 

「作品の好感度を挽回すべく、すがる思いで草刈正雄さん(70)に出演オファーしたのです。草刈さんといえば、記念すべき朝ドラ100作目となる『なつぞら』(’19年)で、広瀬すず(24)演じるヒロイン・なつに生き抜く術を教えた“おんじ”柴田泰樹役を大熱演。草刈さんの台詞に涙する視聴者が続出し、爆発的な人気を集めました」(前出・NHK関係者)

 

実は、『ちむどん』には草刈だけではなく、『なつぞら』の主要キャスト4名がすでに出演している。

 

「比嘉家の長女の夫役を演じる山田裕貴さん(31)、暢子の夫・和彦の父を演じた戸次重幸さん(48)、暢子の高校生時代のライバル役の池間夏海さん(20)。そして、養豚場の経営者役の中原丈雄さん(70)です」(前出・NHK関係者)

 

『ちむどん』は『なつぞら』を意識して作った面があったという。

 

「オープニングが朝ドラ初となる全編アニメーションで描かれ注目を集めた『なつぞら』に倣って、『ちむどんどん』も全編アニメーションでした。『なつぞら』は最終的に平均視聴率21%と好評でした。朝ドラファンから熱狂的に支持された草刈さんを“最後の切り札”として登場させることで、クライマックスを円満に収めようという狙いもあるようです」(制作関係者)

 

大団円となるのか。ここまで来たら最後まで見届けるしかない!?

  • 1
  • 2
 
   

ランキング

ジャンル