「私が井上さんとの合コンに参加したのは、結婚相手と交際が始まったと言われる時期より前でしたが、知り合いのテレビディレクターに誘われて行きました。ディレクターに最初に言われたのが、『井上さんは週刊誌とかを気にするから、合コンは絶対に外から見えない個室なんだ』と。男性陣はディレクターのほかに後輩芸人が何人かいました。
後輩が盛り上げようと頑張るんですけど、井上さんに気を使いすぎているのが伝わるので、こっちまで井上さんを立ててあげないといけない雰囲気に。あまり口数は多くなかったのですが、自分の興味のあるパチンコの話題だと楽しそうに話していたのが印象的でした」
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2時間ほど経つと飲み会は二次会の流れに。
「井上さん自身は積極的には見えなかったのですが、それでも『二次会に行こう』ということになって、何台かに分かれて全員がタクシーに乗りました。2軒目も居酒屋か何かだと思っていたのに着いた先はなんと井上さんの自宅マンションでした。ただ全員一緒だったので、特に警戒はしませんでした。後輩芸人さんも『いつも二次会は自宅だよ』って言っていたし、週刊誌の目を気にしていると聞いていたので、そういうものなのかとその時は思いました」
その後、リビングで飲み直したという。
「最初、井上さんは1人でネタを書き始めたんです。真面目なんだなって思った反面、『そんなに飲み会に興味ないなら何で自宅まで呼んだの?』とも思いました。几帳面な人みたいで、壁一面にある大きな本棚には、綺麗に揃えた漫画がずらりと並んでいたのが印象的でした。途中から井上さんも参加して普通にみんなで飲みました。ゲームとかはせず、クリーンな飲み会だなって思っていました」
しかし、この後「恋愛マスター」の本性が現れる。
「深夜も回ってきて、そろそろお開きかなって空気になったので、女の子たちは全員帰ろうとしたんです。そうしたら、後輩芸人さんが『もうちょっと残ってけば?』みたいな感じで1人だけ引き留めたんです。みんな結構酔っ払ってたし、結局その子は残ることにして、他の子は帰宅しました。週刊誌に撮られても“みんなで飲んでた”って言えるし、慣れてますよね。ある意味、感心しちゃいました。ちなみに部屋は間接照明でした(笑)」
結婚で、婚活ネタだけでなく、こうした自宅合コンも封印ですよね、井上サン!