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議員の「関係断つ」覚悟も…旧統一教会の“変わらぬ姿勢”に石戸諭氏「共産主義と対峙するんだと言われても」

ABEMA TIMES

「私たちの基本姿勢は、共産主義と対峙して進めている。その視点から言うと、自民党の議員の方々はより多く接点を持つことがあるのではないかと思う。自民党のみならず、コミュニズム(共産主義)に対して明確に姿勢を示す議員の皆様方とは、それぞれの場で関係性があったと思う。これからも私たち、あるいは友好団体はこの視点は一致していくことになると思う」

 このニュースについて、『ABEMAヒルズ』コメンテーターでノンフィクションライターの石戸諭氏に話を聞いた。

――石戸さん、この問題をリセットするのは難しいのでしょうか?

「リセットするどころか、ますます問題が錯綜している。自民党サイドが関係を断つことを公式に宣言する、それも岸田総理が絶つことをはっきり明言するしかゴールがないのではないか」
 

――田中会長は会見で、旧統一教会が今後も政治に関わる姿勢を示しました。会見についてはどう見ましたか?

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「正直、意味のない会見だった。公式の見解を繰り返したばかりで、逆効果だったと思う。そんな中で、僕びっくりしたのは『共産主義』という言葉が出てきたこと。冷戦が崩壊して何十年も経っている中で、日本で現実に革命が起きて、共産主義がやってくると思っている人はいないだろう。その中で、共産主義が敵だと認識している人がいることにまず驚いた。この時代に『共産主義と対峙するんだ』と言われても、何と戦っているのかという感じがする。共産主義がいいと思っている人たちもほとんどいなくなってきている中で、日本共産党ですら近い将来に『共産主義がやってくる』とも言っていない時代になっている。そうした中で何と手を取り合っていくのかが、さっぱりわからない。この状況でいくら旧統一教会が『接点を持ちたい』と言ったところで、大多数の支援者も社会も許さなくなっていくし、(接点ができても)すぐばれるだろう。そうなれば、政治家に付き合うメリットがほとんどなくなってくる。彼らが望んでも、いずれ何も持てなくなるのではないか」

(『ABEMAヒルズ』より)

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