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『石子と羽男』は“見えないもの”にこそ注目 異なるタイプの優しさとそれぞれの想いが錯綜

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 かたや、石子へのラブありきで同じ職場にやってきた大庭が狙うのは、やはり恋人ポジション一択。転職活動がうまくいったら「告白します」と、もはや気持ちを告げているのと同じ“告白の告白”までする大庭。その想いは、石子にもわかりすぎるほど届いている。これまでも大庭の“見える優しさ”に、何度もドキッとはしている様子の石子。さらに、宣言通り就職先の内定をもぎ取った大庭に「俺と付き合ってください」と、どストレートな告白をぶつけられてきっと胸が高鳴ったのではないだろうか。

 「どっち? どっち? どっち? どっち? ねっ ちょうだい!」と思わず、鼻を触りながらせっつく羽男の声が脳内再生される。石子の答えはYESなのかNOなのか。そもそも石子にとって、恋愛が人生を楽しむ要素となっているのかも私たちは知らない。次回は第6話と、まだまだ折返し。石子と羽男、なかなか声を上げられない2人が事件を解決しながら、どれだけ本音を見せてくれるのか。このドラマは“見えないもの”にこそ注目だ。(佐藤結衣)

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