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山田杏奈が「新・信長公記」のヒロインにたどり着くまでにたどった回り道とは

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「その内容からキー局のテレビ朝日は同ドラマの放送を断念。そのため山田の記念すべき初主演ドラマは関西ローカルという結果になりました。目力の強さと演技力の高さゆえ、同い年の女優にはとても演じられないような難しい役もこなせることが、時には裏目に出ることもあったわけです」(前出・テレビ誌ライター)

初主演作となった映画「ミスミソウ」は、山田だからこそ主役を演じられたのかもしれない。

 キラキラした役柄やラブコメとは無縁だった山田。それでも彼女は着々とキャリアを積み上げ、2019年5月公開の映画「小さな恋のうた」ではバンドでギターとボーカルを務める女子高生役を好演。持ち前のガッツでほぼ未経験だったギターもマスターし、その演技で「第41回ヨコハマ映画祭」の最優秀新人賞を受賞した。

 このころから明るいキャラの役にも恵まれるようになってきた山田。同年には「東京ガールズコレクション2019 A/W」で初ランウェイを飾るなど、その美貌や存在感が広く知られるようになっていったのである。

 そして今年、木村拓哉との共演を経て、「新・信長公記」では戦国武将たちに負けずとも劣らない“天下取り”を果たしつつある山田。その美貌で視聴者を惹きつける山田のバックグラウンドを知れば、ドラマ視聴がさらに盛り上がることは確実だろう。

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