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映画館がライブ会場に!『ONE PIECE FILM RED』、旅心をくすぐられる『プアン/友だちと呼ばせて』など週末観るならこの3本!

MOVIE WALKER PRESS

映画館がライブ会場に!『ONE PIECE FILM RED』、旅心をくすぐられる『プアン/友だちと呼ばせて』など週末観るならこの3本!

MOVIE WALKER PRESSスタッフが、いま観てほしい映像作品3本を(独断と偏見で)紹介する連載企画「今週の☆☆☆」。今週は、原作者の尾田栄一郎が総合プロデューサーを務める「FILM」シリーズ第2弾、ウォン・カーウァイが製作総指揮を務める親友たちのロードムービー、ニューヨークの地下で生きる親子のリアルを描いた感動作の、心揺さぶられる3本。

■映画館がライブ会場に変わり、臨場感溢れる音楽体験ができる…『ONE PIECE FILM RED』(公開中)

「ONE PIECE」劇場版最新作ではついに“赤髪のシャンクス(声:池田秀一)”が本格参戦する。主人公ルフィ(声:田中真弓)が海賊を目指すきっかけとなった超重要人物でありながら、その正体はいまだベールに包まれており、一挙手一投足に注目が集まるシャンクス。

そんな彼が赤髪海賊団を率いて登場するだけでなく、娘がいることも明らかとなり、新たな一面を見せてくれる。そのシャンクスの娘こそが、本作のヒロイン、世界の歌姫ウタ。ボイスキャストを名塚佳織、歌唱キャストをAdoが務め二人一役で世界を魅了する歌姫を作り上げた。世界の歌姫のパワーは凄まじく、ウタが歌えば映画館はライブ会場に変わり、臨場感溢れる音楽体験ができる。新しいONE PIECE映画の誕生だ。(ライター・タナカシノブ)

■最後にひねったエンディングが待ち構えている…『プアン/友だちと呼ばせて』(公開中)

ニューヨークでバーを経営するボス(トー・タナポップ)に、現在はタイに住む友人ウード(アイス・ナッタラット)から電話が入る。白血病で余命わずかだという彼の最期の頼みを聞くため、バンコクに駆けつけたボスは頼まれて、彼が元カノたちを訪ねる旅の運転手役を引き受けることに。タイの地を巡りながら、思い出に浸り、かつての恋人たちにこれまでの態度を謝罪していくウード。だが、ウードが最も謝りたかった相手は実はボスだった。

しっとりした愛と友情のロードムービーかと思えば、さすが『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(18)で世間をアッと驚かせた監督の最新作だけあり、最後にひねったエンディングが待ち構えている。製作総指揮はウォン・カーウァイ。監督の才能に着目したカーウァイが一緒に映画を撮ろうと持ちかけたそう。ノスタルジックでアジアならではの湿り気あるショットはウォン・カーウァイ作品を思い起こさせる妖艶な美しさ。旅心を大いにくすぐられる。(映画ライター・高山亜紀)

■いろんな感慨が押し寄せ、祈るような気持ちが込み上げる…『きっと地上には満天の星』(公開中)

まだ本物の空を見たことがない、地下のトンネルで生まれ育った5歳の少女リトル(ザイラ・ファーマー)。絵本やお伽噺のようでもあり、その実、悲惨な境遇にある子どもの話でもある。双方の味が混じり合った、吸引力ハンパない母娘ドラマだ。ニューヨーク地下鉄の廃トンネルで暮らす、いわゆる“ホームレス”たち。そこにクリクリお目目の可愛いリトルの姿を目にする冒頭から、“なんで!?”と疑問と動揺を胸に抱きつつ一瞬たりとも目が離せない。

突如、当局に不法居住者として摘発されそうになり、母親ニッキーはリトルを連れ、地上に逃げ出す。これまで地上に出たことにないリトルにとって、初めて知る太陽や蛍光灯の光はナイフのように突き刺さり、大勢の人間や車の騒音は耳をつんざくように鳴り響く。目を開くことすらできないリトルを抱えながら、ニッキーはニューヨークの街を彷徨うが――。

最初こそ、無責任で無力過ぎる母ニッキーにイライラが募るが、必死で娘を守ろうと奔走する姿の後ろに、それまで歩んできたニッキーの人生が透けてくると、やるせなくて胸がキリキリ痛みはじめる。子どもの幸せとは、真に子どもを守るとは、社会制度の在り方に至るまで、あとからあとからいろんな感慨が押し寄せ、祈るような気持ちが込み上げる必見作。ニッキーを演じるセリーヌ・ヘルドが、ローガン・ジョージとともに共同監督を務めた初監督作。見事!(映画ライター・折田千鶴子)

映画を観たいけれど、どの作品を選べばいいかわからない…という人は、ぜひこのレビューを参考にお気に入りの1本を見つけてみて。

構成/サンクレイオ翼

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