なんとも妻想いの姿を見せていた有吉だが、当の夏目は有吉の散歩趣味に、いささかの不安を抱いている様子だという。
「有吉は『「どこ行ってたの?」ってよく言われますけどねぇ』と、夏目から心配されていることを告白。散歩ロケに同行した番組スタッフが《長時間外出されてたら気にはなりますよね》と相槌を打つと、有吉はこともなげに『5~6時間、帰ってこないですからねぇ』と返していたのです」(前出・テレビ誌ライター)
目的地を告げることなく散歩に出ては、5~6時間も帰ってこないという有吉。夫の安否を気遣う夏目の気持ちも理解できるというものだろう。
【第1位】京都人なら分かる?ひなたがお嬢様の一恵や優等生の小夜子と同じ高校な理由!(2月14日)
2月11日放送のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第72話では、ヒロインの大月ひなた(川栄李奈)が高校の昼休みに教室で、親友の一恵(三浦透子)や小夜子(新川優愛)に「やっぱり就職かな。経済的に無理だと思う」と打ち明けていた。そのシーンに違和感を感じる視聴者が少なくなかったのである。
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仲良し3人はひなたが回転焼き店の娘で、勉強はさほどできない様子。それに対して一恵は良家の子女で、将来は茶道の先生になる予定だ。そして小夜子は小学生のころから英会話などの習い事に通っている優等生で、卒業後は四大に進学して教師になるのが夢だという。
「普通ならひなたが公立高の下位~中堅校で、小夜子は進学校に通っていそうなもの。一恵が私立高でないのはともかく、3人とも同じ高校というのは実に不自然です」(テレビ誌ライター)
だがこの場面、作中の昭和58年に高校生だったひなた世代の京都人にとっては、ごく当たり前の光景だというのである。
「50代以上の京都人は『当時は小学区制やったからな』と、懐かしい気持ちになっていたはず。京都では昭和59年度まで、住んでいる場所で進学できる公立高校がほぼ自動的に決まる方式を採用していたのです。だから近所同士のひなたたち3人が成績に関係なく同じ高校に通うのは、京都人にとっては当然のことでした」(受験事情に詳しいライター)
ひなたの世代では京都大学への現役合格を目指す生徒と、卒業後は就職する生徒が机を並べているのは当たり前の光景だったという。また、ひなたたちは学校で制服を着ていないが、京都の公立高校は当時から私服だった。京都人の視聴者は、自分の高校時代を懐かしく思い出しているのかもしれない。