「愛との結婚が大詰めまで迫っている段階で、母親とろくに話をしていないことなど常識的にありえません。それにこの時点での破談は一大事ですから、母親に報告していないというのもあまりに非常識。なにより非常識なのは、時系列を完全に無視したストーリーを平気で描いてしまう制作陣ではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)
この第76回では、暢子へのプロポーズが玉砕した砂川智(前田公輝)が話題になる場面はあったものの、ついぞ愛についてはその名前が語られることさえなかった。どうやら本作の制作陣にとって愛はもはや「過去の人」として忘れ去られているのかもしれない。