小堺さんもさすがにこのままではダメだと思ったらしく、「スタッフにキツイと伝えたことから、(トークを回しやすくするために)サイコロトークが生まれた」と、番組の定番スタイル誕生秘話なども披露。
また、ゲストの相手に困ったときには「お客さんが思っていることを言ってあげればいい」、「お客さんがお前を信用するようにしろ」という、大先輩の萩本欽一さんのアドバイスが活かされたそう。
ゲストを喜ばせるために頑張るのではなく、お客さんの気持ちに寄り添う番組に出来たという舞台裏のエピソードが満載のトークとなりました。
「こういう子は残る」 芸能界で生き残る人の特徴とは
この日、「あちこちオードリー」に出演した小堺一機さん・関根勤さん。
小堺さんは「ライオンのごきげんよう」、関根さんは同局の「笑っていいとも!」に長年レギュラー出演し、数多くの芸能人とトークを繰り広げてきた大ベテラン。
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そんなお2人に、若林正恭さんからは「こういう子はずっと残るな、この子厳しいなっていうのとか分かるんですか?」と、ベテラン相手だからこその質問を投げかけます。
これに対し、関根さんは「笑っていいとも!のリハの時に、タモリさんにロクでもない挨拶する女は消える」と、毒のきいた独自の考えを披露。
「機嫌悪かったり、態度が悪い奴はすぐ消えるよ」と、その理由を明かしました。
小堺さんもこれに同意し、「やっぱり感じがいい人は残るよね」「中途半端に才能があっても、態度が悪い奴は社会が消すよ」と発言。
一方、「最初は態度悪くてなんだコイツって思ってた人もいるんだけど、2回目に番組に呼んだときに凄く感じの良い人に変わってた」、「芸能界で揉まれて変わる人もいるから、最初の印象だけで判断しちゃいけないな」と、2万人以上のゲスト相手にトークしてきた小堺さんだからこその見解も明かしました。
このような大ベテラン芸人のトークに、視聴者からも
《あちこちオードリーが珍しく勉強になった》
《コサキン面白すぎた!やっぱり全てはドキュメントの上に成り立っている。》
《昨日のあちこちオードリー 一種の社会勉強になったな〜》
《コサキン回スゲェ面白かった。やっぱレジェンドはスゲェな》
など、様々な反響が寄せられました。
わずか1時間ほどの番組でしたが、お2人の長年の人生経験が感じられる濃い内容となったようです。
(文:Quick Timez編集部)