大トニー「ふなっしーの仕事で南極ロケ3週間のスケジュールとか、DVDロケで年に2回、3〜4日いなくなったりとか、アントニーのスケジュールはふなっしーにめちゃくちゃ取られているんです。ふなっしーのことを皆さん大好きだと思うんですが、世の中で唯一僕だけは、ふなっしーのことが嫌いなんです（笑）」
プライベートのふなっしーのことも知っているとアントニーさんは言います。
「基本的にはあのままの明るい人です。純粋に日本の子供たちが明るくなるために活動したいと思ってるんですよ。だから、DVDの売上金も被災地に寄付したりしてますし。そんな優しいふなっしーなんですが、前に僕と焼肉を食べに行ったんですが、そこの店の火力がめっちゃ弱かったんです。そのときは『全然焼けないじゃん。2度と来ない』って怒ってました（笑）。『食べログ3.6なのに、なんだよ』って。ふなっしーは食べログをめちゃくちゃ信用してるんで（笑）」
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プライベートのふなっしーがアントニーさんのマネージャーに間違えられることもあったそうです。
「ご飯を食べに行ったとき、僕が一般の方に『アントニーさん、写真一緒に撮ってください』ってなったんですよ。そのとき、ふなっしーはスッピンだったんで、マネージャーさんだと思われたのか、カメラを渡されて僕たちの写真を撮ってくれたんです。僕は写真を撮られながら、心の中で『この人の方が本当は全然すごいんだけどな』って思ってました（笑）」
ふなっしーはそんなときも嫌がることなく、快く写真を撮ってくれるそうです。そんなふなっしーと仲よくなった南極ロケの裏話をアントニーさんが教えてくれました。
「南極ロケは、最初ふなっしーとくまモンで行く予定だったそうです。でも、くまモンはしゃべらないし、人気者で3週間もスケジュールを抑えるのは難しという判断から、あきらめたんです。それで、『くまモンに一番近いタレントは誰だ？』ってなって。それが僕でした（笑）」
アントニーさんとくまモンは類似タレントだったという衝撃の事実。最初はふなっしーの相方として2位指名だったものの、現在は不動のものにしています。ふなっしーとアントニーさんのエピソードトークが面白いので、いつか漫才の相方として『M-1グランプリ』（テレビ朝日系）に挑戦してもらいたいものです。
インタビューマン山下
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ（現・桂三度）とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
写真・時事通信
