山本一慶×鈴木裕樹×吉高志音「舞台化したらこうだよね!」と楽しんでもらえる作品に 『吸血鬼すぐ死ぬ』舞台化へ

現実にドラルクが現れたらどうする?

――もし本当にドラルクが目の前に現れたらどうしますか?

山本:おお! 僕は意外とうれしいですね。まず吸血鬼にしてもらいます。ドラルクが血を吸えたらですが(笑)。でもかっこいい能力はもらえないかもしれないな。ヘンテコな力を与えられちゃうかもしれないけど…。

意外とまわりの吸血鬼のほうがぶっ飛んでいて癖が強いから、ドラルクは吸血鬼の中でもまともだと思っているんですよ。まわりを冷静に客観視していますから、一緒にいても邪魔されないような気がします。

そして僕もゲームが大好きで、ドラルクと一緒に戦ったり遊んだりできると思うので、ドラルクがいてくれたらいいなと思います。

鈴木:ドラルクは紳士ですから、仲良くなりたいと思いますね。でも年上ですから、ちょっと気をつかっちゃうな…。たまに会って相手をしていただければと思います。

吉高:基本的にドラルクはすぐにやられてしまうので、いろいろ試して攻撃してみて「ここが死なないラインなんだ」ということを知りたいです(笑)。

そこから仲良くなって、ドラルクからお菓子作りを教えてもらいたいです。ヒナイチ(演:其原有沙)が、ドラルクの作ったお菓子を食べているのを見てうらやましいと思っていましたし、お菓子作りがどれだけ上手なんだろうと気になっていたので…。僕も料理が好きですから、ぜひ教えてほしいですね。

――最後に、公演を楽しみにしているファンへ向けて、一言お願いします。

吉高:舞台を観て、よりこの作品を愛していただけるように、舞台ならではの身体表現を使って、作品の世界観を作っていきます。ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。

鈴木:本当に個性的で素敵なキャラクターがたくさん出てきて、もう目が足りないぞというような、にぎやかで華やかな作品になると思います。本当に「ハイテンションギャグ作品」ですので、劇場に来た人は大笑いして幸せな気持ちで帰ってもらえたら、それが1番かなと思います。

山本:僕自身も『吸血鬼すぐ死ぬ』という作品に魅力を感じて演じています。ほかにない独特の世界観なので、それを舞台上で出すのはハードルの高いことです。

稽古を重ねてキャスト全員、その世界観を大事に「『吸血鬼すぐ死ぬ』が舞台化すると、こうだよね」と楽しんでいただけるように僕らも頑張っていきますので、ぜひ劇場で楽しんでいただけたらと思います。

取材・文:咲田真菜/撮影:ケイヒカル/ヘアメイク:Aki

ライブ配信概要

■対象公演

2023年6月11日(日)17:00公演

■ライブ配信販売期間

2023年6月4日(日)12:00~6月18日(日)20:00まで

■ライブ配信販売価格

各3,700円(税込)

■ライブ配信時間

2023年6月11日(日)17:00~公演終了まで

■ディレイ配信時間

準備が整い次第~2023年6月18日(日)23:59まで

■アーカイブ配信販売期間

2023年6月27日(火)12:00~7月10日(月)23:59

■アーカイブ配信販売価格

各3,700円(税込)

■アーカイブ配信視聴期間

ご購入から7日間

※ディレイ配信とは、公演の映像を後日期間限定で視聴出来るサービスです。

※詳しい視聴デバイスに関してはサービスサイトをご覧ください。

(C)盆ノ木至(秋田書店)/舞台『吸血鬼すぐ死ぬ』製作委員会2023