階段から足を踏み外してしまった!(はみだしみゆきさん提供)

【マンガ】ケガをした当日から数日後まで、手を差し伸べてくれる周囲の人たちがたくさん!「感謝しかない」 本編を読む

みんなが優しい、心温まるエピソードが泣ける

 第2子を妊娠中の、はみだしみゆきさん( @HamidashiMiyuki )は、ある朝、いつものように3歳の息子を保育園に連れていこうとしていました。いつもは歩いて行く息子が「ベビーカーで行く」と言い出したため、ベビーカーを片手で持ち、息子を片手で抱っこしてマンションの階段を下りていると、足を踏み外してしまい……。

 エッセイマンガ『ケガをして弱っていたとき、心優しい人たちに助けてもらったお話』がTwitterで公開されました。息子とお腹の子を守ろうとして足をねんざしてしまった、はみだしさん。すると行く先々で、見知らぬ人を含む周囲の人たちがはみだしさんを助けてくれたのでした。

 温かいエピソードに、読者からは「いい話」「泣いた」「優しい人たちばかりでほっこりした」「世の中捨てたもんじゃない」「悪いことばかりが目立っちゃうけど、こんな温かい人たちに光が当たる世界でありたい」「お大事にして下さい」などの声があがりました。Twitter投稿は1.3万いいねの反響が集まっています。

 作者のはみだしみゆきさんに、お話を聞きました。

ーーベビーカーを持ち、3歳の息子さんを片手で抱っこしてマンションの階段を下りる様子がたくましく感じました。このようなことはよくあるのでしょうか?

 最近は息子が大きくなってきたので、あまりないです。夫が先にベビーカーを運んでおいてくれたり、息子が自分で歩いて下りたりすることが多いです。この日は夫が出たあとに息子がどうしても「ベビーカーで行く」と言っていて、急いでいたこともあり、全て担いでいました。

ーー階段から足を踏み外した瞬間、とっさに息子さんとお腹の子を守ろうとなさっていましたが、このときのお気持ちを改めて教えていただけますか?

 瞬間の出来事だったので何も覚えていないのですが、息子にも何もケガがなく、お腹の子も無事で元気に育っているので、本当に安心しました。



痛みで動けないでいると、住人の女性が通りかかり…(はみだしみゆきさん提供)

ーー足をねんざしたはみだしさんを、通りかかったたくさんの人たちが助ける様子に心温まりました。助けてくれた人たちへの思いを教えて下さい。

 ケガをして弱っていた私を助けて下さり、感謝の気持ちしかありません。声をかけたり、手を差し伸べたりして下さった皆さんのおかげで、心も体も元気を取り戻しました。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 皆さんに好意的に受け取っていただき、「とてもいい話」と言ってもらえたことで、再度助けて下さった方々への感謝の気持ちが大きくなりました。マンガやコメントを読み返すと当時の気持ちがよみがえり、感動の涙がこみ上げてきます。

ーー今後の活動のご予定や、挑戦してみたいことなどについて教えて下さい。

 妊娠も中盤に差しかかり、体調が安定してきたので、日々のマンガを描いていきたいと思います! また、好きなマンガ作品や映画作品のパロディなんかもやりたいなーと考えています。