ロシナンテ 画像は「ONE PIECE ワンピース 17THシーズン ドレスローザ編 piece.19」DVD(エイベックス・ピクチャーズ)

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ドジを踏む場所が悪すぎた(泣)

 マンガやアニメのなかで「ドジっ子」と呼ばれる属性が存在します。この言葉は、かわいらしい女の子がドジを踏んでしまい、「萌え」を覚える読者たちから生まれたようです。しかし、笑えないほど悲惨なドジのせいで残念な印象になってしまったり、バトルが劣勢に陥ってしまったりするキャラなどもいます。この記事では「少年マンガ」に登場する、ドジキャラをご紹介します。

 まず紹介したいのは、『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するドンキホーテ・ロシナンテ(コラソン)です。ドンキホーテ・ドフラミンゴの実弟で、ドンキホーテ海賊団に海軍の密偵として、潜入していた人物です。トラファルガー・ローの恩人で、ローが海賊を始めたきっかけでもありました。

 コラソンは、本人も「ドジっ子」と言い張るほどで、何もないところでつまずく、タバコに火をつけようとして服につけてしまう、なんてことは日常茶飯事でした。しかし、このドジさは、コラソンの命をも奪ってしまいます。

 ローの病気を治すために「オペオペの実」を盗むことに成功しますが、ローのもとへ帰る途中でドジが発動。何もないところでこけて敵の前に転げ落ちてしまい、重傷を負います。このケガさえなければ、ローと一緒に海軍に保護してもらうこともできたのかもしれません。一瞬でも「いけそう!」と希望を持ってしまっただけに、コラソンとローの別れのシーンは、より切なく感じました。

 続いては、『僕とロボ子』に登場するロボ子です。超高性能メイド型ロボットOM(オーダーメイド)として登場していますが、ロボットとは思えないほど感情豊かなキャラです。

 アンドロイドなはずなのに、ご飯を作ってくれたと思ったら、白米にケチャップと卵、ファンタが刺さった「押忍!クソ男飯!」が出てきたり、カレーをぶちまけたりします。ドジを踏んだあとに「テヘ」と、ごまかそうとしますが、「ドジ」のせいで家が半壊することもあったため、それだけではごまかしきれません。このドジっ子感がロボ子の魅力でもありますが、想像を超えるやらかし具合にあきれてしまいます。

 コラソンやロボ子以外の「少年マンガ」作品のドジキャラといえば、『銀魂』に登場する猿飛あやめ(さっちゃん)ではないでしょうか? 元お庭番衆のエリート忍者で、現在は悪徳商人などを成敗する「始末屋」を営んでいます。

 さっちゃんは、公式サイトのキャラクター紹介にも記載されてしまうほど、ファンの間ではドジっ子キャラとして浸透している人物です。特に、普段かけているメガネを落としてしまった際は、想いを寄せる銀さんと別の人物を勘違いするなど、かなりのアホっぷりを発揮します。