車の空気圧は高くしてはいけない?高速道路での走行リスクや燃費への影響も

空気圧をチェックする方法

空気圧をチェックする方法は、さまざまです。

空気圧は一カ月に0.1bar(10kPa)前後自然に減ると言われることが多いようです。少なくとも3か月に1度くらいは点検してもよいでしょう。

ガソリンスタンド編


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日本では、まだまだハイブリッド車含め、ガソリン車が多く、ガソリンスタンドを利用する人が多くいます。

ディーラーの定期点検などで、あわせて点検する方法がありますが、こまめに点検するのであれば、ガソリンスタンドには、ユーザーが使える道具が揃っているので便利です。空気圧を調整する機械には、持ち運びタイプ、タワータイプなどありますので、店員に確認するとよいでしょう。

場合によっては、点検してもらえる場合もあるのでお任せの時もあります。

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自宅・お出かけ先編

市販の空気圧チェックゲージを使う方法です。1000円以下で購入できますので、車に積んでおいてもいいかもしれません。使い方は簡単で、バルブに刺すだけです。電子式でなければ、電池も不要です。

応用ですが、雪道や泥、砂でスタックした場合、空気圧を下げることでタイヤの接地面積が増え、空転が抑えられます。また、フロアマットをタイヤの下に潜り込ませ、さらに空転を予防すると脱出が可能になる場合があります。

そのときに、エアゲージがあればどのくらい減らすかの調整が可能です。

また、昨今の車はスペアタイヤではなくパンク修理キットを積んでいます。そのキットに付属するコンプレッサー(空気入れ)を利用すれば、どこでも空気の補充が可能です。

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エアバルブにセンサーを取り付ける

空気が減った時だけ、空気を入れれば無駄なく済むといえます。そのために、車内で空気圧をチェックできる「空気圧モニター」というものがあります。

高級車といわれる車種にはこういったセンサーが純正で搭載されている場合が多く、空気圧の減少をメーター内のモニターに表示する機能があるものもあります。

標準搭載されていない車種でも、後付タイプがAmazonで3,000円前後から販売されており、かなり手ごろな価格で導入することができます。

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【まとめ】たかが空気圧とあなどるなかれ!日々の点検を大切に


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タイヤ空気圧の点検は、オイルの汚れ具合といった経験による判断が少なく、点検結果が数字で表れます。適正圧の数値も車に記載されているので、自身で確認できるようになっています。誰でも簡単に点検できる項目のひとつです。

このことから、メーカーがユーザーの空気圧の点検を日常点検における重要な項目だと考えていることが分かります。

日常の走行では微々たる差と感じることが多いタイヤの空気圧ですが、車両を安定させるために様々な車両の補助機能が関与し、ドライバーが気づきにくかったり、想像したりしていない危険が潜んでいるケースが多くあるのが事実。

それを防ぐためには、日常点検の重要性を再認識することが大切です。

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