9位:ポルシェ 911(ドイツ)

昔も今も変わらぬ「最新の911は最良の911」

初代ポルシェ911(901型・1964-1974)
8代目ポルシェ911(992型・2018-)

1964年からの長い歴史を誇り、スポーツカーメーカーとしての「ポルシェ」ブランドを確立した偉大なるリアエンジンスポーツ、「911」ですが、本来なら新世代FRスポーツの「944」を後継に、2代目(930型)で廃止される運命でした。

しかし、その時点で愛され、崇められる存在となっていた911の廃止は世界中のファンが許さず、結局は911らしさを維持しながらモデルチェンジを繰り返し、2021年現在も8代目(992型)が販売されています。

ただし、情熱的なファンはデザインやメカニズムも含めて「911らしくなければ」という意識が強く、今後は世界的な自動車の電動化による熱い存続議論が交わされそうです。

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8位:スズキ ジムニー(日本)

世界に誇るオフローダー界の小さな巨人

スズキJB64 ジムニー(4代目・2018-)

世界中で愛されるためには、小型軽量にして安価で頑丈といった要素も重要ですが、それを満たしつつただの実用車にとどまらず、本格オフローダーとしての能力も高い「小さな巨人」がジムニーです。

今はなきホープ自動車が1960年代に開発、同社の自動車事業撤退でスズキが引き継いだ軽オフローダーですが、排気量を上げた海外仕様(現在のジムニーシエラ)は道路インフラが弱い新興国だけでなく、イギリスなど小型車を愛する先進国でも人気。

基本は4世代50年以上変わらない保守的な車ですが、だからこそレジャー、スポーツ、日常に欠かせない足から軍用まで世界中で手広く使われる日本の世界的名車です。

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