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“ジャニーズ帝国”消滅で芸能界「戦国時代」突入 退社と独立が相次ぐも厳しい現状

週刊実話WEB

旧ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web

人気芸能人の事務所独立が相次ぎ、業界が揺れに揺れている。この4月、また新たに大物芸能人の独立が明らかになった。主な名前を挙げると、佐々木蔵之介、佐藤隆太、多部未華子らだ。

「3月末には大手事務所に所属していた黒木華が独立し、芸能界随一の事務所に26年間も所属していた内山理名も退社しました。大物や売れっ子の独立が目立ちます」(芸能ライター)

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独立が急増しているのは、ここ数年間で芸能界の常識が大きく変わり、大手事務所に所属するメリットが失われたためだろう。

「大手事務所に所属する俳優やタレントたちは、実力や人気がなくても事務所に力があれば、黙っていても仕事を取ってきてもらえました。ところが、数年前から事務所のパワーが落ち、仕事が回ってこなくなった。加えて、ネット時代になって、マスコミコントロールやスキャンダル対策も効果が低くなった側面もある」(同・ライター)

旧ジャニーズ事務所の問題が契機に

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こうした流れは、言うまでもなく旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の問題が契機になっている。

ジャニー喜多川氏の性加害が見逃されてきたのは、テレビ局をはじめとするメディアが、大手芸能事務所に忖度する歪な関係が常態化していたからに他ならない。

そのジャニーズ帝国が崩壊したことで、他の大手事務所も含め、以前のように好き勝手なことができなくなった。

これまでの芸能界では独立したくてもできない事情があった。大手事務所とテレビ局がガッチリと既得権益を握っていたため、独立すれば事務所の圧力で仕事を干されてしまう可能性が高かったからだ。

よく知られているのが女優・のんの一件だろう。のんは独立した際、本名である「能年玲奈」の名前を使用することを禁じられ、地上波テレビから長い間、干されている。

また解散・独立騒動で世間を騒がせたSMAPメンバーが受けた仕打ちも有名だろう。

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